ICE COTTON FUTURES
March 25, 2021
Open High Low Close Change
May 21 82.40 82.81 78.44 78.44 -4.00
Jul 21 83.50 83.85 79.52 79.52 -4.00
Oct 21 - - - 77.20 -3.92
Dec 21 80.25 80.55 76.39 76.55 -3.83
Mar 22 79.81 79.97 76.36 76.53 -3.47
May 22 79.54 79.54 76.90 76.62 -3.18
Jul 22 78.62 80.02 76.60 76.53 -2.88
Oct 22 - - - 74.28 -2.58
Dec 22 75.06 75.06 72.97 72.98 -2.33
Mar 21 - - - 73.18 -2.33
ICE estimated futures volume:70,200
5月限は寄付から82セント前半を中心に推移し、米国で取引が本格化すると急落。すぐに値幅制限の400ポイントまで下げた。結果前日比400ポイント安の78.44/LBで引けた。推定出来高は70,200枚。
【相場動向要因】
綿花相場は中国・新疆省での強制労働にまつわる人権問題で世界各国と中国の緊張が高まったことや新型コロナの感染再拡大におされ、値を下げた。
大手ファッションチェーンが中国・新疆省における強制労働を理由に新疆綿使用停止を発表したことをうけ、中国国営メディアが同社製品の不買運動を扇動する動きを見せるなど、中国と世界各国との間で緊張が高まっている。
また、変異ウイルスの感染が広がるドイツやイタリアなど欧州に加え、インドやブラジルでも新規感染者数の増加傾向が続き、世界景気の先行き不透明感が強まったことで商品相場全体の重荷となっている。一方で、米国の週間の米新規失業保険申請件数は68万4000件と前の週から減少し労働市場の回復ペースの早まりや、米国での新型コロナワクチンの接種目標を上方修正するなど、米国の経済成長への期待が高まり、ドル高傾向が続いていることも相場に重くのしかかっている。
【米国農務省週間輸出成約報告】
週間輸出成約報告によると今季アップランド綿の成約数量は約27万俵と直近4週間の平均の成約数量と似通った数量。ここ最近メインの成約相手先であった中国に成約数量と同数のキャンセルが入った。船積み数量は約31万俵と堅調だった。
FOR THE WEEK ENDING Mar 18,2021
◆2020/21 CROP
◎アップランド綿
成約 TOTAL : 326,500俵 (ベトナム 135,500俵 / トルコ 77,200俵 / 中国 39,700俵)
キャンセル TOTAL : ▲55,300俵 (中国 ▲39,300俵 / インドネシア ▲15,000俵 / タイ ▲900俵)
NET TOTAL : 271,200俵 (ベトナム 135,500俵 / トルコ 77,000俵 / パキスタン 22,100俵)
船積 TOTAL : 313,500俵 (中国 62,300俵 / パキスタン 51,400俵 / バングラデシュ 42,200俵)
◎ピマ綿
成約 TOTAL : 7,000俵 (インド 3,100俵 / オーストリア 1,300俵 / ホンジュラス1,300俵)
キャンセル NIL
NET TOTAL : 7,000俵 (インド 3,100俵 / オーストリア 1,300俵 / ホンジュラス 1,300俵)
船積 TOTAL : 9,300俵 (インド 2,900俵 / 中国 1,800俵 / パキスタン 1,000俵)
◆2021/22 CROP
◎アップランド綿
成約 TOTAL : 69,400俵 (中国 41,400俵 / パキスタン 8,800俵 / 韓国 7,900俵)
◎ピマ綿
成約 NIL
END.