ICE COTTON FUTURES
March 29, 2021
Open High Low Close Change
May 21 80.74 80.85 79.93 80.49 +.11
Jul 21 81.95 81.95 81.00 81.60 +.19
Oct 21 79.35 79.65 79.35 79.65 +.16
Dec 21 79.06 79.06 78.27 78.65 -.09
Mar 22 78.46 78.88 78.38 78.52 -.10
May 22 78.41 78.52 78.33 78.52 -.13
Jul 22 78.23 78.50 78.18 78.33 -.15
Oct 22 - - - 75.60 +.12
Dec 22 73.50 73.98 73.40 73.40 -.08
Mar 21 - - - 73.55 -.08
ICE estimated futures volume:21,400
5月限は寄り付きから値を下げ、80セント台前半を推移。米国での取引が本格化する頃に一時値を上げるも、すぐに値を戻した。結果、前日比11ポイント高の80.49/LBで引けた。推定出来高は21,400枚。
【相場動向要因】
綿花相場の綿花独自の要因を欠きながら、市場参加者は引き続き様子見の姿勢。米国現地水曜日に米国農務省から発表される綿花作付面積予想に市場の注目が集まる。スエズ運河で座礁していたコンテナ船が離礁にようやく成功し、航路の正常化に向けて動き始めたことで、期近の供給への不安感が後退しつつある。
中国が人権問題をめぐって、米国・カナダの個人や団体に制裁措置をとると発表。26日には英国の個人と団体にも制裁措置を発表しており、欧米諸国との対立が深まりつつあり、今後の情勢に不透明感が強まる。
インドで原糸の輸出制限を行う動きがみられている。中国向けにインド綿糸への需要が高まったことで、インドの綿糸価格が上がっていることに起因しており、もしインドが綿糸の輸出に制限をかければ、中国は別の供給先を探す必要が出てくる。
END.