ICE COTTON FUTURES
February 23, 2021
Open High Low Close Change
Mar 21 91.38 91.48 90.50 91.37 +.46
May 21 92.40 93.21 91.44 92.67 +.26
Jul 21 93.09 93.88 92.12 93.33 +.25
Oct 21 - - - 88.40 +.03
Dec 21 86.50 87.05 85.85 86.75 +.16
Mar 22 85.46 85.85 84.75 85.26 -.17
May 22 85.01 85.01 83.64 84.11 -.44
Jul 22 83.67 84.04 82.15 82.76 -.71
Oct 22 - - - 79.00 -.60
Dec 22 76.75 78.03 76.19 76.20 -.50
ICE estimated futures volume:26,800
5月限は寄り付きから値を上げ、まもなく93セント台に乗るも、耐え切れず下落。そのままじりじりと値を下げ92セントを割ったが、米国での取引が本格化する頃から反発。結果、前日比26ポイント高の92.67/LBで引けた。推定出来高は26,800枚。
【相場動向要因】
綿花相場は昨日の上げに乗じた、利益確定の売りが入り上げ幅は限られたもの堅調に推移。高値が続き、実需の動きは限定的。引き続き、相場は買われすぎ感が漂う。穀物相場も軒並み上昇しており、綿花相場を下支えする。
競合作物の大豆と綿花の価格が注目されている。引き続き、世界の堅調な大豆の需要により、農家にとっては綿花より大豆の方が実入りの良い価格となっている。先日の米国農務省の米国綿花の植え付け面積や生産数量予想について、一部では楽観的と見て供給量の下方修正を予想しているアナリストもいる。
ブラジル綿は昨年夏の大豆の植え付けが遅れた影響で収穫が遅れたため、その後の綿花の植え付けまでも遅れている。それに伴い、天候リスクを避けるために、綿花より生育期間が短いトウモロコシを植える生産者側の意思決定も見られ、21 CROPブラジル綿花生産量は10-15%ほどの減産が予想される。
END.