ICE COTTON FUTURES
February 11, 2021
Open High Low Close Change
Mar 21 84.50 86.77 84.50 86.41 +1.74
May 21 86.11 88.16 86.03 87.87 +1.69
Jul 21 86.85 88.88 86.85 88.66 +1.66
Oct 21 84.91 84.91 84.91 84.88 +1.58
Dec 21 82.35 83.83 82.34 83.78 +1.24
Mar 22 83.06 83.79 82.77 83.78 +.97
May 22 82.61 83.24 82.39 83.22 +.68
Jul 22 81.60 82.30 81.60 82.29 +.40
Oct 22 - - - 77.74 +.39
Dec 22 74.30 74.50 74.20 74.49 +.19
ICE estimated futures volume:62,100
3月限は寄り付きから85セント付近を方向感を探りながら推移。その後、米国での取引が本格化する頃から急上昇。まもなく本日の高値86.77/LBを付けた後、一時値を落とすも再度持ち直す展開。結果、前日比174ポイント高の86.41/LB。推定出来高は62,100枚。
【相場動向要因】
綿花相場は強気な輸出数量と穀物相場に連れ高し、値を上げた。米国早朝に発表された週間輸出成約報告では今季アップランド綿の成約数量は27.54万俵と堅調であったことに加え、船積み数量も43.36万俵と今季最大の数字となった。さらに、来季のアップランド綿の成約がベトナム向けを中心に17万俵と発表されるなど、綿花需要への期待感が高まる。穀物相場でも、大豆とトウモロコシが堅調な週間輸出成約報告の発表を受け、堅調な需要への期待感から反発している。
昨日発表のNational Cotton Councilの植え付け予想では、多くの予想と近い数字で、来季の綿花植え付け面積は1150万エーカーと、今季比5.2%減という発表。例年のNCCの数字はUSDAの数字よりも少ない結果になることも多く、今後1200万エーカーまで上方修正されることを予想するアナリストがいる一方で、綿花の競合作物となる大豆の相場価格と比較すると、農家は大豆の方が利益が出ると考えるアナリストは今回の数字を楽観的と考え、より少ない数字になる可能性を示唆している。
【米国農務省週間輸出成約報告】
◆2020/21 CROP
◎アップランド綿
成約 TOTAL : 277,100俵 (中国 51,000俵 / ベトナム 50,500俵 / トルコ 44,600俵)
キャンセル TOTAL : ▲1,700俵 (日本 ▲1,100俵 / ペルー ▲400俵)
NET TOTAL : 275,400俵 (中国 55,800俵 / トルコ 44,600俵 / ベトナム 42,000俵)
船積 TOTAL : 433,600俵 (中国 143,200俵 / メキシコ 85,000俵 / ベトナム 68,500俵)
◎ピマ綿
成約 TOTAL : 11,200俵 (ペルー 5,200俵 / パキスタン 1,300俵 / トルコ 1,300俵)
キャンセル TOTAL : ▲1,500俵 (インド ▲1,100俵 / ペルー ▲300俵)
NET TOTAL : 9,700俵 (ペルー 4,900俵 / パキスタン 1,300俵 / トルコ 1,300俵)
船積 TOTAL : 7,100俵 (インド 3,000俵 / ベトナム 2,200俵 / ペルー 500俵)
◆2021/22 CROP
◎アップランド綿
成約 TOTAL : 170,100俵 (ベトナム 154,000俵 / 韓国 15,000俵 / パキスタン 9,700俵)
◎ピマ綿
成約 NIL
END.