ICE COTTON FUTURES
February 19, 2021
Open High Low Close Change
Mar 21 88.75 89.36 88.07 88.95 +.22
May 21 90.22 91.16 89.57 90.48 +.18
Jul 21 90.96 91.86 90.34 91.21 +.17
Oct 21 86.90 86.90 86.90 87.06 +.37
Dec 21 85.00 85.68 84.57 85.50 +.42
Mar 22 83.73 84.69 83.73 84.55 +.30
May 22 83.55 83.93 83.37 83.72 +.17
Jul 22 82.58 82.99 82.48 82.69 +.04
Oct 22 - - - 78.99 +.34
Dec 22 75.75 76.53 75.75 76.26 +.61
ICE estimated futures volume:26,100
5月限は寄り付きから値を下げたが、その後は持ち直し90セント台中盤から後半を推移。米国農務省から週間輸出成約が報告されると一時90セントを割るも、すぐに反発。結果、前日比18ポイント高の90.48/LBで引けた。週間では182ポイント上げた。推定出来高は26,100枚。
【相場動向要因】
綿花相場は米国農務省から発表された弱気な週間輸出成約報告の数字に押されながらも、底堅く推移。週間輸出成約報告の今季のアップランド綿は成約数量が先週比57%減の11.95万俵と急減したが、相場価格が底堅い中でも堅調な成約数量ともみられ、需要回復への期待感は薄れない。また、米国農務省の年次会議USDA Agricultural Outlook Forumでは、来季の綿花の需給予想が発表された。3月31日には3月初旬までの植え付け意識調査を踏まえた植え付け面積見込みが改めて発表される。
【USDA Agricultural Outlook Forum】
=米綿動向=
・植え付け面積は今季1209万エーカーに対し、来季は0.7減少の1200万エーカーの予想。
・放棄面積は天候に影響を受けた今期(28%)に比べ減少し、来季は16.7%の予想
・イールドは過去5か年平均842 lbs/acreに近い、840lbs/acreの予想
・生産量は今季1495万俵に対し、来季は1750万俵の予想
=世界の綿花需給=
・世界の綿花生数量は今季114.1百万俵に対し、来季は4.7%増加の119.5百万俵の予想
・世界の綿花消費数量は今季 117.3百万俵に対し、来季は4%増加の122百万俵の予想
・世界期末在庫は今季95.7百万俵に対し、来季は2.5万俵減の93.2百万俵の予想
【米国農務省週間輸出成約報告】
◎アップランド綿
成約 TOTAL : 124,800俵 (中国 44,100俵 / ベトナム 26,400俵 / バングラデシュ 18,300俵)
キャンセル TOTAL : ▲5,300俵 (メキシコ ▲4,000俵 / タイ ▲700俵 / ニカラグア ▲400俵)
NET TOTAL : 119,500俵 (中国 44,100俵 / ベトナム 27,200俵 / バングラデシュ 18,300俵)
船積 TOTAL : 311,800俵 (ベトナム 90,000俵 / 中国 82,300俵 / パキスタン 26,700俵)
◎ピマ綿
成約 TOTAL : 14,600俵 (中国 9,200俵 / パキスタン 2,200俵 / ペルー 1,800俵)
キャンセル NIL
NET TOTAL : 14,600俵 (中国 9,200俵 / パキスタン 2,200俵 / ペルー 1,800俵)
船積 TOTAL : 11,800俵 (ベトナム 4,100俵 / インド 2,400俵 / 中国 2,100俵)
◆2021/22 CROP
◎アップランド綿
成約 TOTAL : 2,100俵 (トルコ 11,000俵 / バングラデシュ -8,900俵)
◎ピマ綿
成約 NIL
END.