ICE COTTON FUTURES
December 15, 2020
Open High Low Close Change
Mar 21 74.67 75.68 74.55 75.59 +.92
May 21 75.50 76.42 75.39 76.34 +.83
Jul 21 76.12 77.08 76.05 77.00 +.80
Oct 21 - - - 74.51 +.51
Dec 21 72.74 73.40 72.71 73.27 +.37
Mar 22 73.17 73.65 73.17 73.48 +.22
May 22 73.50 73.67 73.42 73.44 +.18
Jul 22 73.32 73.34 73.10 73.17 +.16
Oct 22 - - - 70.93 +.10
Dec 22 69.61 69.61 69.61 69.61 +.10
ICE estimated futures volume:23,200
3月限は寄り付きから動意薄で推移していたが、米国で取引が本格化すると急騰。引けにかけ右肩上がりで100ポイント近く上げた。結果、92ポイント高の75.59/lbで引けた。推定出来高は23,200枚。
【相場動向要因】
綿花相場は引き続き期近積みの需要と投機による買いが相場を押し上げている。期近積みの需要は中国やパキスタンが中心と見られ、週間輸出成約報告に注目が集まる。
中国国家統計局発表のレポートによると各重要経済指標が大きく改善しており、11月の小売売上高が10月から4.3%上昇、昨年同期比でも5%上昇と経済の回復が窺える。アパレル関連の売上高が4か月連続で伸びており、そのことが中国での綿花需要回復の背景と推察される。
米国ドル指数は引き続きドル安水準を更新。加えて、新型コロナワクチンの実用化と米国の追加経済刺激策の協議進展の観測から、経済回復への期待の高まりが商品相場全体を下支えする。
END.