2020年4月15日水曜日

NY FUTURES APRIL 14,2020

ICE COTTON FUTURES

April 14, 2020

       Open  High  Low   Close Change

May 20 52.76 53.07 52.35 52.51 -.25

Jul 20 52.93 53.46 52.76 53.18 +.11

Oct 20 55.09 55.09 54.82 55.08 +.06

Dec 20 55.30 55.68 55.04 55.33 +.01

Mar 21 56.33 56.84 56.26 56.52 +.05

May 21 57.20 57.69 57.20 57.37 -.02

Jul 21 57.93 58.32 57.91 57.99 -.22

Oct 21   -     -     -   56.89 +.13

Dec 21 56.50 56.80 56.40 56.59 +.13

Mar 22   -     -     -   57.59 +.03

ICE estimated futures volume:41,800

 

 

 

NY定期5月限は、寄り付きから方向感乏しく、前日に比べて狭い値幅の中で推移し、最終的に前日比25ポイント安の52.51/LBで引けた。

期近7月限も同様に方向感の乏しい展開となったが、引け値では、前日比11ポイント高の53.18/LBで引ける結果となった。

出来高は、41,800枚。

 

【相場動向要因】

新型コロナウイルス拡散を一因とする先行き不透明感は払拭されていないものの、世界への影響が鈍化しつつあるとの楽観的見方により、米国株式市場が価格を上昇させた。ダウ平均株価は、前日引け値から約2.4%上昇している。

綿花相場は、第一回受渡通知日が近づいている5月限を除いて、軒並み小幅ながら値を上げて引けている。

期近5月限は、米国424日に第一回受渡通知日を迎える。

 

綿花市場において現物取引に紐づいた取引は少なく、本日の出来高の83%が限月乗り換えであった。

 

また、市場参加者の関心は、新型コロナウイルス拡散の影響を受けたことによる物流の遅延や契約・決済の先延ばしに向けられている様子。

 

綿花特有のファンダメンタルは乏しいものの、米綿の2020/2021 CROPの作付面積について、現地331日に米国農務省から発表された1,370万エーカーという数字が今後どのように変化し、市場にどのように影響を与えるかという点にも市場参加者の関心が寄せられている。

 

米国416日には米国農務省週間輸出成約報告が発表される予定。

 

 

END.

2020年4月14日火曜日

NY FUTURES APRIL 13,2020

ICE COTTON FUTURES

April 13, 2020

       Open  High  Low   Close Change

May 20 54.33 54.55 52.35 52.76 -1.61

Jul 20 54.40 54.50 52.31 53.07 -1.33

Oct 20 54.26 54.26 54.18 55.02 -.78

Dec 20 55.90 56.00 54.33 55.32 -.64

Mar 21 57.10 57.10 55.55 56.47 -.62

May 21 57.14 57.57 56.51 57.39 -.54

Jul 21 57.92 58.30 57.42 58.21 -.37

Oct 21   -     -     -   56.76 -.22

Dec 21 55.89 56.50 55.80 56.46 -.02

Mar 22   -     -     -   57.56 -.07

ICE estimated futures volume:45,700

 

 

NY定期5月限は、先週末の引値水準で寄り付いた直後から軟調な展開となり、米国現地で取引が本格的になると一段と値を下げ、取引時間終盤に売買の調整の買いが入ったものの、最終的に先週末比161ポイント安の52.76/LBで引けた。

 

出来高は、45,700枚。

 

【相場動向要因】

 

本日の米国綿花市場は、先週の値上げ基調から一転、反落して始まった。引き続き、市場に先行き不透明なムードが漂う中、新規ロングの利益確定売りが入った模様で全体的に軟調な展開となった。さらに、先週綿花相場が上がったことで、百姓が融資不足支給金(LDP)を受け取ったのちに綿花を市場に売り出し、それらを買ったトレーダーらのヘッジが、相場において売り圧力となったのではとも言われている。

 

市場関係者の間では、一時の値動きの荒い相場は脱したのではとの見方が広がっている。しかしトレーダーらは代金回収にフォーカスする一方で、出荷の延長依頼やデフォルトリスクにおいては、リスクをミニマイズすることに注力している様子で、新型コロナウィルスの感染拡大により打撃を受けた実体経済や日常生活が通常に戻るまでは、このような形が続くと思われる。

 

また、米国農務省より20/21CROPの週間綿花作付進捗報告が発表された。米国現地412日時点で、15州平均9%の進捗で、前年同期比7%5か年平均6%に対し、進捗率やや増となっている。

 

END.

2020年4月13日月曜日

revised : NY FUTURES APRIL 9,2020

ICE COTTON FUTURES

April 9, 2020

       Open  High  Low   Close Change

May 20 53.63 54.50 53.07 54.37 +.53

Jul 20 53.92 54.48 53.16 54.40 +.46

Oct 20 55.01 55.01 54.80 55.80 +.51

Dec 20 55.30 56.06 54.88 55.96 +.59

Mar 21 56.60 57.15 56.14 57.09 +.60

May 21 57.82 57.95 57.10 57.93 +.52

Jul 21 58.51 58.61 57.92 58.58 +.42

Oct 21   -     -     -   56.98 +.19

Dec 21 56.71 56.80 56.30 56.48 -.01

Mar 22   -     -     -   57.63 +.04

ICE estimated futures volume:50,000

 

 

NY定期5月限は、寄り付きからしばらくは小幅な値動きで推移し、一時米国農務省からのレポートの発表に伴って値を下げる場面もあったが、最終的に値を戻し、前日比53ポイント高の54.37/LBで引けた。

期近7月限も同様の値動きで推移し、最終的に前日比46ポイント高の54.40/LBで引けた。

出来高は、50,000枚。

 

 

【相場動向要因】

本日米国農務省月間需給報告が発表された。

2019/2020CROPの世界全体の消費量が約7.5百万俵下方修正され、それに合わせて期末在庫7.8百万俵上方修正された。

米国の数値を見ると、生産量は前回発表から据え置きとなった一方で、輸出量が約1.5百万俵下方修正された。

 

この結果が、弱材料として市場に影響を与えるものとも思われたが、影響は限定的であり、市場参加者の多くは、先行きの見えない市場環境の中で、

様子見ムードとなっている部分もあるものと思われる。

 

また、本日米国農務省より週間輸出成約報告も発表されている。詳細は後述。

前述の世界的な原綿需要低迷を反映してか、約18.6万俵のキャンセルが報告されており、そのうち約11.6万俵が中国向けのキャンセルと報告されている。

 

米国現地410日は、GOOD FRIDAYのため綿花相場は休場となる。

 

 

米国農務省週間輸出成約報告の詳細は以下の通り(WEEK ENDING APR 02, 2020);

 

2019/2020CROP

 

アップランド

 

成約:181,200(バングラデシュ 102,500 / ベトナム 37,400 / 中国 15,600)

 

キャンセル:▲186,400(中国 ▲116,600 / インドネシア ▲29,300 / バングラデシュ ▲11,700)

 

船積:486,600(ベトナム 116,000 / トルコ 88,400 / 中国 64,600)

 

 

ピマ

 

成約:2,000(トルコ 1,700 / 中国 200)

 

キャンセル:▲200(インド ▲200)

 

船積:33,400(中国 13,900 / インド 7,300 / ベトナム 3,000)

 

 

2020/2021CROP

 

アップランド

 

成約:107,400(インドネシア 23,100 / 中国 21,100 / トルコ 17,200)

 

 

ピマ

 

成約:なし

 

 

END.

 

 

 

 

 

 

 

2020年4月10日金曜日

NY FUTURES APRIL 9,2020

ICE COTTON FUTURES

April 9, 2020

       Open  High  Low   Close Change

May 20 53.63 54.50 53.07 54.37 +.53

Jul 20 53.92 54.48 53.16 54.40 +.46

Oct 20 55.01 55.01 54.80 55.80 +.51

Dec 20 55.30 56.06 54.88 55.96 +.59

Mar 21 56.60 57.15 56.14 57.09 +.60

May 21 57.82 57.95 57.10 57.93 +.52

Jul 21 58.51 58.61 57.92 58.58 +.42

Oct 21   -     -     -   56.98 +.19

Dec 21 56.71 56.80 56.30 56.48 -.01

Mar 22   -     -     -   57.63 +.04

ICE estimated futures volume:50,000

 

 

NY定期5月限は、寄り付きからしばらくは小幅な値動きで推移し、一時米国農務省からのレポートの発表に伴って値を下げる場面もあったが、最終的に値を戻し、前日比53ポイント高の54.37/LBで引けた。

期近7月限も同様の値動きで推移し、最終的に前日比46ポイント高の54.40/LBで引けた。

出来高は、50,000枚。

 

 

【相場動向要因】

本日米国農務省月間需給報告が発表された。

2019/2020CROPの世界全体の消費量が約7.5百万俵下方修正され、それに合わせて期末在庫も約7.8百万俵下方修正された。

米国の数値を見ると、生産量は前回発表から据え置きとなった一方で、輸出量が約1.5百万俵下方修正された。

 

この結果が、弱材料として市場に影響を与えるものとも思われたが、影響は限定的であり、市場参加者の多くは、先行きの見えない市場環境の中で、

様子見ムードとなっている部分もあるものと思われる。

 

また、本日米国農務省より週間輸出成約報告も発表されている。詳細は後述。

前述の世界的な原綿需要低迷を反映してか、約18.6万俵のキャンセルが報告されており、そのうち約11.6万俵が中国向けのキャンセルと報告されている。

 

米国現地410日は、GOOD FRIDAYのため綿花相場は休場となる。

 

 

米国農務省週間輸出成約報告の詳細は以下の通り(WEEK ENDING APR 02, 2020);

 

2019/2020CROP

 

アップランド

 

成約:181,200(バングラデシュ 102,500 / ベトナム 37,400 / 中国 15,600)

 

キャンセル:▲186,400(中国 ▲116,600 / インドネシア ▲29,300 / バングラデシュ ▲11,700)

 

船積:486,600(ベトナム 116,000 / トルコ 88,400 / 中国 64,600)

 

 

ピマ

 

成約:2,000(トルコ 1,700 / 中国 200)

 

キャンセル:▲200(インド ▲200)

 

船積:33,400(中国 13,900 / インド 7,300 / ベトナム 3,000)

 

 

2020/2021CROP

 

アップランド

 

成約:107,400(インドネシア 23,100 / 中国 21,100 / トルコ 17,200)

 

 

ピマ

 

成約:なし

 

 

END.

 

 

 

 

 

 

 

2020年4月9日木曜日

NY FUTURES APRIL 8,2020

ICE COTTON FUTURES

April 8, 2020

       Open  High  Low   Close Change

May 20 52.71 54.13 52.19 53.84 +.94

Jul 20 52.90 54.17 52.50 53.94 +.78

Oct 20 55.29 55.29 55.29 55.29 +.75

Dec 20 54.41 55.72 54.02 55.37 +.89

Mar 21 55.65 56.79 55.35 56.49 +.89

May 21 56.92 57.53 56.91 57.41 +.95

Jul 21 57.62 58.20 57.61 58.16 +.96

Oct 21   -     -     -   56.79 +.11

Dec 21 56.32 56.50 56.10 56.49 +.11

Mar 22   -     -     -   57.59 +.11

ICE estimated futures volume:56,800

 

 

 

NY定期5月限は寄り付き直後値を上げ、その後大きな値動きを見せることは少なく、小幅な値動きで推移した。

最終的に前日比94ポイント高の53.84/LBで引けた。

期近7月限も同様の値動きで推移し、最終的に前日比78ポイント高の53.94/LBで引けた。

出来高は、56,800枚。

 

【相場動向要因】

新型コロナウイルス拡散が鈍化しつつあるのではとの見方や米国から発表されている経済支援策などが経済活動の下支えをするとの期待感から、米国株式市場が価格を上昇させた。

 

大豆や小麦などの米国主要穀物相場は軒並み値を下げて引けているものの、綿花相場は、株式の値動きに追随する結果となった。

 

一方で、綿花相場を下支えする綿花特有のファンダメンタルは乏しく、

一部のアナリストによると、本日の取引のおよそ75%が限月乗り換えやポジション整理の動きであったとも述べられている。

投機筋による期近5月限から7月限、あるいは12月限などへのポジション限月乗り換えが進められているとみられている。

一方で、期近12月限以降の先の限月の未決済建玉が増加していることから、アナリストの中には、現在の市況の中における現物取引に紐づいた新規のロングポジションが形成されているのではないか、との見方を示しているものもいる。

 

期近5月限は、現地424日に第一回受渡通知日を控えている。

また、現地49日には米国農務省週間輸出成約報告と月間需給報告の発表が控えており、市場参加者の関心を集めている。

需給報告に関しては、現在の市場環境から、世界的に、1,000-1,500万俵ほど消費量が下方修正されるのではないかと予想する声もある。

 

米国現地410日は、GOOD FRIDAYのため綿花相場は休場となる。

 

 

END.

 

 

 

 

2020年4月8日水曜日

NY FUTURES APRIL 7,2020

ICE COTTON FUTURES

April 7, 2020

       Open  High  Low   Close Change

May 20 53.42 53.58 52.36 52.90 -.15

Jul 20 53.20 53.55 52.51 53.16 +.08

Oct 20 54.46 54.46 54.46 54.54 +.46

Dec 20 54.21 54.92 53.80 54.48 +.36

Mar 21 55.29 56.06 55.21 55.60 +.32

May 21 56.85 56.97 56.19 56.46 +.19

Jul 21 57.77 57.82 57.39 57.20 +.05

Oct 21   -     -     -   56.68 +.18

Dec 21 56.20 56.75 56.10 56.38 +.18

Mar 22   -     -     -   57.48 +.13

ICE estimated futures volume:57,500

 

 

NY定期5月限は、寄り付き後80ポイント近く値を下げて開始したが直ちに値を戻し、その後もじりじりと値を上げ本日最高値の53.58/LBをつけた。しかし米国時間の早朝からは値が下がり始め、やや乱高下を繰り返し、最終的には前日比15ポイント安の52.90/LBで引けた。

出来高は、57,500枚。

 

【相場動向要因】

 

米国綿花市場は期近5月限を除き、4営業日連続で値を上げた。全出来高の57,500枚のうち先物商品インデックスファンドによる限月乗換が16,000枚と多勢を占めたものの、比較的狭いレンジで値が動いた。5月限の未決済建玉が約8,300枚減少、7月限はその半数に相当する約4,100枚増加したことからも投機筋による限月乗換が確認できる。未決済建玉全体では約4,200枚減少しているが、おそらく投機筋による清算が行われたものと思われる。

 

先日、欧米における新型コロナウィルスの新たな感染者数の増加ペースに鈍化の兆しが見られていると報じられたが、本日米国ニューヨーク州で死者数が再び増加したとの報道が入り、依然として先行き不透明な状態が続いている。米国株式市場もダウ平均株価が先日からの値上げ基調が続いていたにもかかわらず、前述の報道直後に値を下げていき、前日比26.13米ドル安の22,653.86米ドルとなった。一方、米国穀物市場はコーンは値を上げたが、大豆と小麦は値を下げた。

 

米国現地4月9日に米国農務省月間需給報告が発表される予定だが、消費量の減少と期末在庫の増加が予想されている。

 

END.

 

2020年4月7日火曜日

NY FUTURES APRIL 6,2020

ICE COTTON FUTURES

April 6, 2020

       Open  High  Low   Close Change

May 20 50.88 53.86 49.31 53.05 +2.07

Jul 20 51.15 53.51 49.40 53.08 +2.10

Oct 20 51.00 54.29 51.00 54.08 +2.02

Dec 20 52.21 54.66 50.89 54.12 +2.04

Mar 21 53.00 55.29 52.10 55.28 +2.21

May 21 53.35 56.00 53.35 56.27 +2.25

Jul 21 54.30 57.27 54.30 57.15 +2.28

Oct 21   -     -     -   56.50 +1.09

Dec 21 54.76 56.30 54.05 56.20 +1.09

Mar 22   -     -     -   57.35 +1.09

ICE estimated futures volume:53,800

 

NY定期5月限は、寄り付き後、先週末の引け値から150ポイント近く値を下げて開始。直ちに値を戻し、その後は小幅な動きで推移した。米国時間に取引が本格的となると一気に急伸し、一時当日の値幅制限に近い288ポイント高の53.86/LBを付けた。取引時間終盤にかけて、売買の調整が入り、最終的には先週末比207ポイント高の53.05/LBで引けた。

出来高は、53,800枚。

 

【相場動向要因】

 

米国綿花市場は3営業日連続して続伸。期近5月限を含む7限月で200ポイント超の上げ幅を記録した。これは期近3限月が200ポイント超上げた昨年10月以来。新型コロナウィルスの感染拡大が鈍化する兆しが、感染拡大の中心地であるニューヨーク州や、欧州などで見え始めたことで、米国株式市場の主要3指標とともに値を上げたと思われる。一方、米国穀物市場では、大豆と小麦はやや値を上げたが、コーンは値を下げた。

 

明日からは大手投機筋による5日間にわたる期近5月限から7月限へのポジション限月乗り換えが行われる予定。

 

また、本日米国農務省より20/21CROPの週間綿花作付進捗報告が発表された。米国現地45日時点で、15州平均7%の進捗で、前年同期比5%5か年平均5%に対し作付進捗率やや増となる出だしとなった。詳細は下記の通り。

 

Cotton Planted - Selected States
[These 15 States planted 99% of the 2019 cotton acreage]
-----------------------------------------------------------------
                 :            Week ending            :           
                 :-----------------------------------:           
      State      : April 5,  : March 29, : April 5,  : 2015-2019 
                 :   2019    :   2020    :   2020    :  Average  
-----------------------------------------------------------------
                 :                    percent                    
                 :                                               
Alabama .........:     -         (NA)          -           -     
Arizona .........:    28           16         25          27     
Arkansas ........:     -         (NA)          -           -     
California ......:     -         (NA)          -           3     
Georgia .........:     -         (NA)          -           -     
Kansas ..........:     -         (NA)          -           -     
Louisiana .......:     -         (NA)          -           -     
Mississippi .....:     -         (NA)          -           -     
Missouri ........:     -         (NA)          -           -     
North Carolina ..:     -         (NA)          -           -     
Oklahoma ........:     1         (NA)          -           -     
South Carolina ..:     -         (NA)          -           -     
Tennessee .......:     -         (NA)          -           -     
Texas ...........:     8            5         12           7     
Virginia ........:     -         (NA)          -           -     
                 :                                               
15 States .......:     5         (NA)          7           5     
-----------------------------------------------------------------
-    Represents zero.                                            

(NA) Not available.  

 

END.