ICE No. 2 Cotton
September 2, 2025
Open High Low Settle Change
Oct '25 65.02 65.22 64.46 64.57 -64
Dec '25 66.63 66.86 65.80 66.05 -49
Mar '26 68.50 68.71 67.74 67.91 -53
May '26 69.86 70.07 69.16 69.32 -47
Jul '26 70.73 70.90 70.06 70.23 -43
Oct '26 - - - 69.21 -24
Dec '26 69.00 69.24 68.68 68.82 -22
Mar '27 - - - 69.19 -22
May '27 - - - 69.58 -22
Jul '27 - - - 69.87 -22
ICE estimated futures volume: 43,800
期近12月限は、寄り付き後はやや強含みの展開となり一時前日比32ポイント高の66.86/LBの高値を付けた。
しかしながら米国時間早朝より下げはじめ、最終的に前日比49ポイント安の66.05/LBで引けた。
推定出来高は43,800枚。
【相場要因】
綿花相場は2営業日連続で下落。
期近12月限の安値は65.80/LBまで付けたものの
心理的節目となる66.00/LB付近で強いサポートが示され66.05/LBで引けた。
この日は金融市場全体に世界的なマクロ経済状況の悪化を懸念したリスクオフムードが覆った。
米連邦巡回区控訴裁判所が「相互関税」など一連のトランプ関税措置を違法と判断。
但し、関税の効力は10月14日までは維持されるとされている。
ベセント米財務長官は、関税は制定された法律の下で維持されるものと確信しているとのコメント。
トランプ米大統領は3日にも連邦最高裁に上訴する考えを示している。
また週末の連休中に米国綿作地の大部分で降雨を観測。
この時期の降雨は綿花の生育にとってはおおむね慈雨とされており、
今後の作況進捗状況に注目が集まっている。
END.