ICE No. 2 Cotton
September 25, 2025
Open High Low Settle Change
Oct '25 63.62 63.83 63.62 63.83 -21
Dec '25 66.16 66.36 66.06 66.28 +11
Mar '26 68.11 68.25 67.96 68.19 +8
May '26 69.46 69.59 69.32 69.52 +4
Jul '26 70.50 70.63 70.35 70.55 +2
Oct '26 - - - 69.62 +1
Dec '26 69.35 69.42 69.16 69.35 +1
Mar '27 - - - 69.77 +3
May '27 - - - 70.04 +6
Jul '27 - - - 70.18 +6
ICE estimated futures volume: 22,900
12月限は引き続きボックス圏での推移となり、1日で30ポイントのとても狭い値幅での推移。
結果、先日比11ポイント高の66.28/lbで引けた。推定出来高は22,900枚。
【相場動向要因】
綿花相場は依然として低調な動きを続けている。
米農務省の最新輸出報告では、2025/26年度の綿花の賞味新規成約数量はインドやトルコ、バングラデシュ向けを中心に8.61万俵と控えめであったが、船積み数量はベトナム・インド・バングラデシュ向けを中心に13.72万俵と好調であった。
市場参加者は大西洋とカリブ海を通過中の2つの熱帯低気圧の動きに注目。今週末までに南東部の綿産地、特にカロライナ州で大雨の影響が出る可能性がある。
Cotton On Call報告では、12月限の未値決めの契約が減少しつつあるものの、引き続き未値決めの買契約が売契約の2倍以上となり大きなアンバランスが続いている。
12月限の未決済建玉は増加傾向にあるものの、価格は短期・長期の移動平均線を下回り、技術的には弱気な見通し。さらに、米国株式市場の3日連続下落や米ドル高の進行、長期金利の上昇が商品相場に重石となっている。こうした状況から、綿花相場は需給面の不透明感とマクロ経済環境の逆風により、当面はボックス圏での推移が予想される。
END.