ICE COTTON FUTURES
January 17, 2023
Open High Low Close Change
Mar 23 81.25 81.75 80.00 80.25 -1.00
May 23 81.99 82.42 80.88 81.50 -.50
Jul 23 82.76 83.08 81.70 82.35 -.41
Oct 23 - - - 82.16 -.19
Dec 23 82.38 82.89 81.50 82.25 -.22
Mar 24 81.85 82.72 81.76 82.47 -.19
May 24 81.72 82.58 81.71 82.41 -.06
Jul 24 81.50 82.33 81.50 82.18 -.05
Oct 24 - - - 80.17 -.06
Dec 24 78.84 79.49 78.81 79.35 +.01
ICE estimated futures volume:35,800
5月限は寄付きから82セント付近を推移。米国深夜から値を下げ始め、一時81セントを割った。その後、米国での取引が本格化すると方向感を探りながら推移。結果、前日比100ポイント安の80.25/LBで引けた。推定出来高は35,800枚。
【相場動向要因】
綿花相場は他商品相場同様に弱気な動き。今週中に発表された米国の各経済指標が予想を上回る数字となったことから、引き続き利上げが継続され世界経済の冷え込みを招きかねない懸念が強まり、商品相場全体で弱気に推移。一方で、米国ドルが値上がりしていることも重しとなっている。
市場参加者の注目は中国の新疆省綿輸出に集まる。約20年間中国の綿花輸出数量は限定的であったものが解禁され、250万俵以上が輸出対象となる見通し。しかしながら、人権問題を背景に使用する用途や国は限られる為、かなり安価で市場に出回ることが予想される。また、中国外の国にとっては綿花の供給量が増えることにもなり、更なる綿花価格の弱気材料となりうると考えるアナリストもいる。
END.