ICE COTTON FUTURES
FEBRUARY 14,2023
Open High Low Close Change
Mar 23 85.50 85.90 84.40 85.40 -.24
May 23 85.55 86.09 84.50 85.70 -.09
Jul 23 86.01 86.47 85.00 86.16 -.06
Oct 23 - - - 85.21 +.15
Dec 23 84.57 85.45 84.17 85.07 +.10
Mar 24 84.70 85.42 84.43 85.15 -.03
May 24 84.53 85.28 84.23 84.98 -.06
Jul 24 84.23 85.01 83.96 84.69 -.08
Oct 24 - - - 82.69 -.08
Dec 24 81.35 82.06 80.99 81.74 +.02
ICE estimated futures volume:44,900
5月限は弱気に寄り付くとそのまま動機薄で前日比マイナス圏を推移。米国時間朝になると下値を試すような動きを見せるも、84.50で反発した。その後引けにかけて値を戻し、最終的に9ポイント安の85.70/LBで引けた。
推定出来高は44,900枚。
【相場動向要因】
綿花相場は堅調な取引数量を記録するも値幅は狭く、横ばいの動きを見せた。実需要因に乏しく、予想を上回る上昇となった米国消費者物価指数(CPI)も相場に与える影響は限定的であった。
今回のCPIは、予想を大幅に上回った雇用統計と底堅い個人消費の兆候と併せ、金融当局の積極的な政策にもかかわらず景気が粘り強く物価上昇圧力が続いていることを示し、FRBによる利上げの継続への懸念を加速させる要因となっている。また、米国では家庭の貯蓄が減少して債務が増加している傾向にあると報告されており、自由裁量支出が抑制されていることを示唆している。
インド綿花協会が22/23cropの最新バランスシートを発表し、生産量を68万俵(統計俵重量換算)下方修正している。
テキサス州では干ばつ状況が改善しつつあるが、その中でも主要綿作地域(テキサス北西部)は未だに改善が見られない。予報ではエルニーニョ現象が強まっており、今後例年並みの降雨が期待される。市場参加者らが天候に注目する動きが続く。
END