ICE COTTON FUTURES
February 7, 2023
Open High Low Close Change
Mar 23 83.27 86.99 83.27 85.63 +2.36
May 23 84.55 87.80 84.13 86.38 +2.27
Jul 23 85.19 88.24 84.95 87.06 +2.21
Oct 23 - - - 85.92 +2.14
Dec 23 83.64 86.50 83.64 85.82 +2.09
Mar 24 85.10 86.31 84.30 86.25 +2.09
May 24 84.22 85.76 84.22 86.15 +2.08
Jul 24 84.03 85.83 84.03 85.87 +2.00
Oct 24 - - - 83.87 +1.75
Dec 24 81.77 83.00 81.77 82.80 +1.63
ICE estimated futures volume:79,800
3月限は寄り付きから強気に振れるとそのまま米国時間夜を横ばいに推移した。米国時間朝にはじりじりと値を戻す展開が見られたが、取引が活発化すると急騰した。結果、236ポイント高の85.63/LBで引けた。
推定出来高は79,800枚。
【相場動向要因】
綿花相場は独自要因に乏しく、株価に連れて値を上げた。
先週発表された雇用統計が予想以上に力強いものだったことから、利上げ長期化に対する懸念が高まっていたが、FRBパウエル議長によるディスインフレの兆候が見られるとの発言を受けて、大きな金融引き締めに対する懸念が後退したことから市場に安心感が広がった。
出来高が非常に多く、投機筋によるポジション調整が活発に行われた。大手投機筋の乗り換え期間1日目でもあった。
米国時間明日発表予定の需給報告では大きな修正は予想されていないが、ブラジル・パキスタン・西アフリカの生産量に調整が入る可能性が示唆されている。
また、多くの繊維産業が集積するトルコでは、大地震による影響で今後成約キャンセルや消費量の下方修正が報告される可能性はあるものの、被害状況が判明するまでそれらの数字が反映されるまで時間がかかる見込み。
END