ICE COTTON FUTURES
FEBRUARY 13,2023
Open High Low Close Change
Mar 23 85.15 86.73 84.53 85.64 +.37
May 23 85.58 86.77 84.85 85.79 +.21
Jul 23 85.77 87.17 85.45 86.22 +.15
Oct 23 - - - 85.06 +.09
Dec 23 84.55 85.75 84.34 84.97 +.11
Mar 24 85.09 85.76 85.09 85.18 +.09
May 24 85.55 85.55 84.98 85.04 +.14
Jul 24 85.00 85.21 84.68 84.77 +.17
Oct 24 - - - 82.77 +.07
Dec 24 82.08 82.11 81.57 81.72 -.08
ICE estimated futures volume:53,200
3月限は寄り付きからまもなく売り圧力に押され、やや弱気に推移した。米国時間深夜を回ると徐々に値を戻していき、米国での取引が活発化すると更に上を目指した。しかし87セントには至らず、引けにかけて再び値を戻した。
最終的に37ポイント高の85.64/LBで引けた。推定出来高は53,200枚。
【相場動向要因】
テキサス州ダラスで開かれたNCC(the National Cotton Council)の年次会議で23/24cropの米国綿花植付け意識調査の結果が発表されたが、綿花相場に与えた影響は限定的であった。詳細は後述。
堅調な取引数量の中、乗り換えやポジション調整が活発に行われており、未決済建玉が減少し続けている。
トルコの大地震が及ぼす影響として、180万俵近く消費が落ち込み、今後輸入数量が40%下方修正されることを示唆する声もある。
○23/24cropの米国綿花植付け意識調査結果詳細
23/24crop 前年比17%減の1,140万エーカー。
アップランド種は前年比17.3%減の1,120万エーカー。
ピマ種は前年比0.5%増の18.4万エーカー。
平均5カ年の放棄率22.6%で試算すると予想生産量は1,570万俵(アップランド種1,520万俵+ピマ種46.6万俵)の見込み。
これは最新の需給報告で発表された予想生産量1,468万俵に対し約100万俵多い試算となる。
END