ICE COTTON FUTURES
December 12, 2019
Open High Low Close Change
Mar 20 65.76 67.38 65.57 67.17 +1.29
May 20 66.92 68.32 66.66 68.11 +1.16
Jul 20 67.78 68.90 67.50 68.67 +.92
Oct 20 - - - 68.62 +.61
Dec 20 67.87 68.79 67.81 68.52 +.65
Mar 21 69.00 69.28 68.98 69.14 +.69
May 21 69.04 69.31 69.03 69.23 +.67
Jul 21 69.10 69.15 68.98 69.07 +.41
Oct 21 - - - 68.57 +.41
Dec 21 - - - 67.77 +.41
ICE estimated futures volume:47,100
NY定期3月限は、寄り付きからしばらくは方向感なく小幅な値動きで推移していたが、米国での取引が本格化してから値を上げ、最終的に前日比129ポイント高の67.17/LBで引けた。
出来高は、47,100枚。
【相場動向要因】
米国トランプ大統領より、中国との合意が間近であり、双方が合意を望んでいる旨のツイートがなされたことに対し、市場が好感し、本日の上昇につながった。
また、大手経済ニュースウェブサイトの情報によると、トランプ大統領が、中国との第1段階の合意を承認した、と報じられている。
第1段階合意案については、
・12月15日に予定されていた追加関税発動の延期
・中国による米国農産物購入拡大の約束
などが盛り込まれるとのこと。
一部では、対中関税引き下げの可能性についても議論がなされていると報じられている。
一方で、条件では一致したものの、法的文書はまだまとまっていないとも報じられている。
米中通商問題の進展を受けて、米国主要穀物相場も綿花相場と同様に大きく値を上げた。また、米国株式も値を上げて引けている。
本日米国農務省週間輸出成約報告が発表された。2019/2020CROP米綿の成約量・輸出量とも前週比増の結果となっており、この結果も強気材料として作用したものと思われる。
米国農務省週間輸出成約報告の詳細は以下の通り(Week ending Dec 05, 2019);
2019/2020CROP
アップランド
成約:285,000俵(トルコ 80,100俵 / パキスタン 61,300俵 / ベトナム 54,000俵)
キャンセル:▲7,900俵(タイ ▲5,700俵 / ベトナム ▲1,900俵 / インドネシア ▲200俵)
船積:186,300俵(ベトナム 37,300俵 / 中国 28,500俵 / パキスタン 28,000俵)
ピマ
成約:5,800俵(インド 4,400俵 / 韓国 600俵 / 日本 300俵)
キャンセル:なし
船積:8,000俵(インド 2,600俵 / パキスタン 1,200俵 / サルバドール 1,200俵)
2020/2021CROP
アップランド
成約:6,600俵(ベトナム 2,600俵 / メキシコ 2,200俵 / インドネシア 1,800俵)
ピマ
成約:1,300俵(中国 1,300俵)
END.