2019年12月27日金曜日

NY FUTURES DECEMBER 26,2019

ICE COTTON FUTURES

December 26, 2019

       Open  High  Low   Close Change

Mar 20 68.70 69.34 68.46 68.70 unch

May 20 69.85 70.47 69.61 69.85 +.02

Jul 20 70.55 71.08 70.31 70.58 +.05

Oct 20   -     -     -   70.36 -.07

Dec 20 70.11 70.26 69.77 69.94 -.21

Mar 21 70.51 70.51 70.51 70.33 -.10

May 21 70.28 70.28 70.28 70.10 -.10

Jul 21 70.00 70.00 70.00 69.86 -.14

Oct 21   -     -     -   69.39 -.13

Dec 21 68.90 68.90 68.90 68.76 -.12

ICE estimated futures volume:21,600 

 

 

NY定期3月限は、クリスマスの翌日となり、通常より遅い時間から取引が開始された。寄り付き直後から値を上げていき、69セントを超えて、本日の高値を付けた。その後取引終盤に値を下げ、最終的に前日と同値の68.70/LBで引けた。

出来高は、21,600枚。

 

【相場動向要因】

クリスマス休暇により、比較的少ない取引量の中での展開となったものの、米中通商問題進展に対する期待感が依然として強気材料となり、強気基調で推移。

期近3月限は、20195月以降初めて69セント台を付けた。

69セント近辺を上値抵抗線と見て、今後強気基調での展開が続くのではないか、という見方もあるようだ。

本日の高値圏で、百姓などによる値決めが行われたものと見られ、最終的に値を戻して引けた。

 

米中両国による第一段階合意の内容について、中国が米国からの輸入品850品目(原綿は含まれていない)の関税引き下げを発表してから

その後具体的な内容は報じられていない。

米中は、来年1月に調印式を行うと見られている。

本日の米国主要穀物相場および米国株式は軒並み値を上げて引けており、米国株式は最高値を更新している。

 

米国農務省週間輸出成約報告は現地1227日に発表される予定となっており、110日には米国農務省月間需給報告が発表される予定。

米国現地11日は、元日につき、NY定期相場は休場となる。

 

 

END.

 

2019年12月25日水曜日

NY FUTURES DECEMBER 24,2019

ICE COTTON FUTURES

December 24, 2019

       Open  High  Low   Close Change

Mar 20 68.50 68.73 68.22 68.70 +.09

May 20 69.56 69.85 69.29 69.83 +.17

Jul 20 70.20 70.54 69.89 70.53 +.23

Oct 20   -     -     -   70.43 +.31

Dec 20 69.95 70.15 69.69 70.15 +.25

Mar 21 70.22 70.43 70.22 70.43 +.17

May 21 70.03 70.20 70.02 70.20 +.17

Jul 21 69.76 69.95 69.76 70.00 +.24

Oct 21   -     -     -   69.52 +.28

Dec 21 68.85 68.85 68.85 68.88 +.42

ICE estimated futures volume:16,100 

 

 

NY定期3月限は、クリスマス休暇を目前に少ない出来高の中、寄り付きから小幅な値動きで推移し、最終的に前日比9ポイント高の68.70/LBで引けた。出来高は、16,100枚。

 

【相場動向要因】

クリスマスを目前に、短縮された取引時間の中で、期近3月限は、53ポイントの比較的狭い値幅での推移となった。

しかし、米中通商問題の進展に対する期待感から、最終的には前日引け値からわずかに値を上げ、高値圏で引けた。

現地1225日のNY定期相場は休場となり、翌26日も取引時間が短縮され、通常よりも遅い時間から取引が開始される。

 

米国トランプ大統領からは、米中両国が近いうちに第一段階合意の調印式を行う予定で、合意内容の翻訳が進められているとのコメントが発表された。

 

本日のCotton Outlookレポートでは、中国港湾在庫の減少が確認されたと報告されている。

報告によると、青島港の港湾在庫は、先週から約4-5万トン減少し、約25万トンとのこと。

また、張家港市の港湾在庫は、約5.6万トンと報告されている。

一方で、これから新たに中国に向けて船積みが行われるものもある、と報じられている。

 

END.

 

2019年12月24日火曜日

NY FUTURES DECEMBER 23,2019

ICE COTTON FUTURES

December 23, 2019

       Open  High  Low   Close Change

Mar 20 67.97 68.75 67.57 68.61 +.65

May 20 68.78 69.76 68.60 69.66 +.66

Jul 20 69.43 70.33 69.28 70.30 +.64

Oct 20   -     -     -   70.12 +.46

Dec 20 69.25 69.90 69.25 69.90 +.29

Mar 21 70.11 70.24 70.11 70.26 +.24

May 21 69.91 70.01 69.90 70.03 +.16

Jul 21 69.72 69.72 69.72 69.76 +.04

Oct 21   -     -     -   69.24 +.02

Dec 21   -     -     -   68.46 +.04

ICE estimated futures volume:25,500 

 

 

NY定期3月限は、寄り付きから徐々に値を上げていき、最終的に前日比65ポイント高の68.61/LBで引けた。

出来高は、25,500枚。

 

【相場動向要因】

綿花特有のファンダメンタルが乏しい中での展開が続いている。

米中通商問題の進展に対する期待感から、期近3月限を中心に強気基調で推移。

期近3月限は本日まで4日続伸。引け値でみると、4日間の合計で217ポイント値を上げている。

 

中国政府から、来年11日より米国からの輸入品850品目に対する関税を引き下げることが発表された。

冷凍豚肉や冷凍アボカドなどが対象となっているが、綿花は対象品目に含まれていない様子。

綿花は対象品目に含まれていないものの、両国の通商問題進展に対する期待感が好感され、強気材料として作用し、本日の価格上昇の一因となったものと思われる。

米国主要穀物相場および米国株式も小麦を除き、値を上げて引けている。

 

 

END.

 

2019年12月23日月曜日

NY FUTURES DECEMBER 20,2019

ICE COTTON FUTURES

December 20, 2019

       Open  High  Low   Close Change

Mar 20 67.58 68.31 67.12 67.96 +.38

May 20 68.53 69.25 68.14 69.00 +.38

Jul 20 69.29 69.81 68.85 69.66 +.34

Oct 20   -     -     -   69.66 +.44

Dec 20 68.99 69.63 68.84 69.61 +.47

Mar 21 69.58 70.02 69.58 70.02 +.35

May 21 69.57 69.76 69.57 69.87 +.30

Jul 21 69.42 69.50 69.32 69.72 +.30

Oct 21   -     -     -   69.22 +.55

Dec 21   -     -     -   68.42 +.25

ICE estimated futures volume:28,500 

 

 

NY定期3月限は、前日と同程度で寄り付いた後、徐々に値を上げていき、本日の高値を付けた。その後、取引終盤にかけ値を戻したが、最終的に前日比38ポイント高の67.96/LBで引けた。出来高は、28,500枚。

週間でみると、期近3月限は、116ポイント値を上げている。

 

【相場動向要因】

米中による第一段階合意の具体的な内容が未だ正式発表はされていないものの、両国による署名が来年1月初めになるとの見方が強く、第一段階合意が正式なものとなる期待感から、本日の綿花相場はやや強気基調で推移したものと思われる。

 

一方で、本日の高値圏で、百姓による値決めが行われたとも報告されており、最終的に値を戻し、小幅な上昇で引けた模様。

 

米国現地1225日はクリスマスのため休場となり、

24日・26日のNY定期相場の取引時間は短縮されたものとなる。

 

-END-

 

2019年12月20日金曜日

NY FUTURES DECEMBER 19,2019

ICE COTTON FUTURES

December 19, 2019

       Open  High  Low   Close Change

Mar 20 66.74 67.88 66.69 67.58 +.84

May 20 67.83 68.86 67.79 68.62 +.79

Jul 20 68.70 69.50 68.66 69.32 +.66

Oct 20   -     -     -   69.22 +.40

Dec 20 68.72 69.20 68.70 69.14 +.42

Mar 21 69.39 69.62 69.39 69.67 +.35

May 21 69.43 69.51 69.43 69.57 +.35

Jul 21 69.15 69.20 69.12 69.42 +.30

Oct 21   -     -     -   68.67 +.55

Dec 21 68.04 68.09 68.04 68.17 +.35

ICE estimated futures volume:23,300 

 

NY定期3月限は、前日引値と同値で寄り付いた後、取引中盤までは小幅な値動きで推移。

現地時間の午前中から徐々に値を上げ、ニューヨーク時間正午頃に本日の高値67.88を記録。

最終的に前日比84ポイント高の67.58/LBで引けた。

7/5以来、5カ月ぶりの高値引けとなっている。

出来高は、23,300枚。

 

【相場動向要因】

徐々に値を上げている背景としては、

米中貿易交渉第一段階部分合意が完了したこと(だがまだ正式署名はなされていない)

その中のディールの一つとして中国による米国農産物購入拡大が盛り込まれていることなどがあげられる。

事実、本日発表の輸出成約には中国が新規成約として32,000俵程買い付けている。

 

また、連日の米国株式最高値更新も綿花相場へはポジティブな影響を与えていると見られる。

 

米国農務省週間輸出成約報告の詳細は以下の通り(Week ending Dec 12, 2019);

 

2019/2020CROP

アップランド

成約:285,000(トルコ 70,500 / パキスタン 44,200 /中国 31,700)

 

キャンセル:▲4,700(ベトナム ▲4,500 / タイ ▲100 / トルコ ▲100)

 

船積:213,200(ベトナム 40,900 / 中国 35,500 / パキスタン 33,800)

 

ピマ

成約:14,300(中国 5,600 / ベトナム 2,600 / トルコ 1,900)

 

キャンセル:なし

 

船積:11,700(インド 5,900 / インドネシア 1,000 / タイ・ベトナム それぞれ900)

 

2020/2021CROP

アップランド

成約:1,100(メキシコ 1,100)

 

ピマ

成約:なし

 

END.

2019年12月19日木曜日

NY FUTURES DECEMBER 18,2019

ICE COTTON FUTURES

December 18, 2019

       Open  High  Low   Close Change

Mar 20 66.45 67.18 66.25 66.74 +.30

May 20 67.74 68.24 67.41 67.83 +.22

Jul 20 68.50 68.99 68.28 68.66 +.12

Oct 20   -     -     -   68.82 +.13

Dec 20 68.69 68.91 68.30 68.72 +.13

Mar 21 69.20 69.43 69.20 69.32 +.03

May 21 69.23 69.23 69.23 69.22 -.02

Jul 21 69.15 69.15 69.15 69.12 -.02

Oct 21   -     -     -   68.12 -.02

Dec 21   -     -     -   67.82 -.02

ICE estimated futures volume:21,600

 

 

NY定期3月限は、前日と同程度で寄り付いた後、小幅な値動きで推移。本日の安値を付けた後徐々に値を上げ、最終的に前日比30ポイント高の66.74/LBで引けた。出来高は、21,600枚。

 

【相場動向要因】

米中による第一段階部分合意の具体的内容や今後の協議の展開について不透明な部分が依然としてあり、綿花相場の市場参加者の多くは様子見ムードとなっている模様。出来高も2日続けて21,000-22,000枚程度で、比較的静かな相場となった。

しかし、本日の安値付近で、紡績筋などによる値決めが入ったものと見られ、最終的に値を上げて引ける結果となった。

 

一方で、米国主要穀物相場および米国株式は軒並み値を下げて引けている。

 

米国で、トランプ大統領に対する弾劾訴追が可決されたと報じられており、市場参加者の関心を集めている。

 

米国現地1219日には米国農務省週間輸出成約報告が発表される予定。

 

 

END.

 

2019年12月18日水曜日

NY FUTURES DECEMBER 17,2019

ICE COTTON FUTURES

December 17, 2019

       Open  High  Low   Close Change

Mar 20 66.75 67.07 66.30 66.44 -.53

May 20 68.01 68.21 67.47 67.61 -.52

Jul 20 68.82 69.05 68.38 68.54 -.45

Oct 20   -     -     -   68.69 -.39

Dec 20 68.70 68.89 68.44 68.59 -.31

Mar 21   -     -     -   69.29 -.15

May 21   -     -     -   69.24 -.15

Jul 21   -     -     -   69.14 -.05

Oct 21   -     -     -   68.14 -.05

Dec 21   -     -     -   67.84 -.05

ICE estimated futures volume:21,600

 

 

NY定期3月限は、序盤は小幅な値動きで方向感のない展開となったが、米国での取引が本格化してから本日の高値を付けた。

その後、値を下げていき、最終的に前日比53ポイント安の66.44/LBで引けた。

出来高は、21,600枚。

 

【相場動向要因】

米中による第一段階合意の具体的内容が明らかになっていないことなどにより、綿花相場の参加者は慎重な姿勢を取っている様子。

一方で、米国主要穀物相場および米国株式は軒並み値を上げて引けており、米国株式相場は、小幅な上げではあったものの、最高値を更新している。

 

綿花特有のファンダメンタルは依然として乏しい状態が続いている。

 

米国現地1219日には米国農務省週間輸出成約報告が発表される予定。

現地1225日は、クリスマスのため休場となる。また、24日および26日は、取引時間が短縮される。

 

 

END.

 

2019年12月17日火曜日

NY FUTURES DECEMBER 16,2019

ICE COTTON FUTURES

December 16, 2019

       Open  High  Low   Close Change

Mar 20 66.80 67.43 66.43 66.97 +.17

May 20 67.94 68.56 67.60 68.13 +.16

Jul 20 69.04 69.38 68.51 68.99 +.12

Oct 20   -     -     -   69.08 +.12

Dec 20 68.90 69.20 68.47 68.90 +.12

Mar 21 69.35 69.50 69.35 69.44 +.13

May 21 69.35 69.35 69.35 69.39 +.18

Jul 21 69.15 69.15 69.10 69.19 +.34

Oct 21   -     -     -   68.19 +.36

Dec 21   -     -     -   67.89 +.34

ICE estimated futures volume:28,800

 

 

NY定期3月限は、寄り付きから少しずつ値を上げ、本日の高値を付けた。

その後、徐々に値を下げていき、本日の安値を付けた後再び値を戻し、最終的に前日比17ポイント高の66.97/LBで引けた。

出来高は、28,800枚。

 

 

【相場動向要因】

先日報じられた米中による第一段階合意を、綿花および米国主要穀物相場、米国株式市場の参加者が好感し、軒並み値を上げて引ける結果となった。

しかし、他の商品相場と比較すると、綿花相場の引け値ベースでの上げ幅は小幅であった。

第一段階合意がなされたものの、中国による米国農産物の買い付けの具体的な品目などが明らかになっておらず、

様子見をしている者もいるものと思われる。

 

第一段階合意の署名は来年1月初めに行われるものと見られている。

 

米国トランプ大統領が、弾劾訴追される見通しとなっていることも引き続き弱気材料と見られている様子。

 

 

 

END.

 

2019年12月16日月曜日

NY FUTURES DECEMBER 13,2019

ICE COTTON FUTURES

December 13, 2019

       Open  High  Low   Close Change

Mar 20 67.49 67.80 66.43 66.80 -.37

May 20 68.22 68.75 67.46 67.97 -.14

Jul 20 68.82 69.36 68.18 68.87 +.20

Oct 20   -     -     -   68.96 +.34

Dec 20 68.70 69.27 68.11 68.78 +.26

Mar 21 69.27 69.57 68.69 69.31 +.17

May 21 69.32 69.40 68.65 69.21 -.02

Jul 21 69.07 69.12 69.07 68.85 -.22

Oct 21   -     -     -   67.83 -.74

Dec 21   -     -     -   67.55 -.22

ICE estimated futures volume:47,500

 

 

NY定期3月限は、寄り付きから小幅な値動きで徐々に値を上げていき、本日の高値を付けた。その後、すぐに本日の安値を付けた。

安値をつけたあと上げ下げを繰り返しながら推移し、最終的に前日比37ポイント安の66.80/LBで引けた。出来高は、47,500枚。

 

【相場動向要因】

米中両国が正式に第一段階合意に至った旨の報道がなされた。

15日に予定されていた1,600億ドル相当の中国製品に対する追加関税の発動は見送られ、中国による米国農産物の購入拡大が内容として盛り込まれた。

一部で、中国の米国農産物買付規模は、400-500億ドル相当になるとも報じられている。

また、米国がすでに発動している1,200億ドル相当の中国製品に対する関税を、15%から7.5%へ引き下げるとのこと。

両国は、今後、第2段階合意に向けて協議を進める予定とされている。

 

この報道を受けて、米国主要穀物相場や米国株式は軒並み値を上げて引けた。しかし、綿花相場では、すでに市場に織り込まれていたためか、影響は限定的となった模様。

 

一方で、、綿花相場においては、米国下院で、トランプ大統領に対する弾劾訴追状案が採決されたことが弱気材料として作用し、取引終盤にかけて値を戻したとの見方もある模様。

 

 

 

END.

 

2019年12月13日金曜日

NY FUTURES DECEMBER 12,2019

ICE COTTON FUTURES

December 12, 2019

       Open  High  Low   Close Change

Mar 20 65.76 67.38 65.57 67.17 +1.29

May 20 66.92 68.32 66.66 68.11 +1.16

Jul 20 67.78 68.90 67.50 68.67 +.92

Oct 20   -     -     -   68.62 +.61

Dec 20 67.87 68.79 67.81 68.52 +.65

Mar 21 69.00 69.28 68.98 69.14 +.69

May 21 69.04 69.31 69.03 69.23 +.67

Jul 21 69.10 69.15 68.98 69.07 +.41

Oct 21   -     -     -   68.57 +.41

Dec 21   -     -     -   67.77 +.41

ICE estimated futures volume:47,100

 

 

NY定期3月限は、寄り付きからしばらくは方向感なく小幅な値動きで推移していたが、米国での取引が本格化してから値を上げ、最終的に前日比129ポイント高の67.17/LBで引けた。

出来高は、47,100枚。

 

【相場動向要因】

米国トランプ大統領より、中国との合意が間近であり、双方が合意を望んでいる旨のツイートがなされたことに対し、市場が好感し、本日の上昇につながった。

また、大手経済ニュースウェブサイトの情報によると、トランプ大統領が、中国との第1段階の合意を承認した、と報じられている。

1段階合意案については、

1215日に予定されていた追加関税発動の延期

・中国による米国農産物購入拡大の約束

などが盛り込まれるとのこと。

 

一部では、対中関税引き下げの可能性についても議論がなされていると報じられている。

一方で、条件では一致したものの、法的文書はまだまとまっていないとも報じられている。

 

米中通商問題の進展を受けて、米国主要穀物相場も綿花相場と同様に大きく値を上げた。また、米国株式も値を上げて引けている。

 

本日米国農務省週間輸出成約報告が発表された。2019/2020CROP米綿の成約量・輸出量とも前週比増の結果となっており、この結果も強気材料として作用したものと思われる。

 

米国農務省週間輸出成約報告の詳細は以下の通り(Week ending Dec 05, 2019);

 

2019/2020CROP

アップランド

成約:285,000(トルコ 80,100 / パキスタン 61,300 / ベトナム 54,000)

 

キャンセル:▲7,900(タイ ▲5,700 / ベトナム ▲1,900 / インドネシア ▲200)

 

船積:186,300(ベトナム 37,300 / 中国 28,500 / パキスタン 28,000)

 

ピマ

成約:5,800(インド 4,400 / 韓国 600 / 日本 300)

 

キャンセル:なし

 

船積:8,000(インド 2,600 / パキスタン 1,200 / サルバドール 1,200)

 

2020/2021CROP

アップランド

成約:6,600(ベトナム 2,600 / メキシコ 2,200 / インドネシア 1,800)

 

ピマ

成約:1,300(中国 1,300)

 

END.

 

 

2019年12月12日木曜日

NY FUTURES DECEMBER 11,2019

ICE COTTON FUTURES

December 11, 2019

       Open  High  Low   Close Change

Mar 20 65.93 66.19 65.34 65.88 -. 5

May 20 66.83 67.23 66.39 66.95 +. 5

Jul 20 67.46 67.96 67.14 67.75 +.16

Oct 20   -     -     -   68.01 +.10

Dec 20 67.50 68.05 67.50 67.87 +. 8

Mar 21 68.55 68.55 68.45 68.45 +. 6

May 21 68.52 68.52 68.52 68.56 +.11

Jul 21 68.65 68.65 68.65 68.66 +.11

Oct 21   -     -     -   68.16 +.11

Dec 21   -     -     -   67.36 +. 6

ICE estimated futures volume:21,100

 

 

NY定期3月限は、寄り付きから小幅な値動きで推移し、そのまま方向感乏しく前日比5ポイント安の65.88/LBで引けた。

出来高は、21,100枚。

 

【相場動向要因】

綿花特有のファンダメンタルは乏しく、昨日発表された米国農務省月間需給報告の影響も限定的なものとなった模様。

市場参加者は、1215日に予定されている米国の対中追加関税発動の有無についてのトランプ大統領の決断に注目を集めており、様子見ムードから方向感の乏しい展開の相場となったものと思われる。

 

一部では、トランプ大統領は現地1212日に、通商・経済顧問らと協議を行う可能性が高い、と報じられている。

 

米国現地1210日・11日に米連邦準備理事会が開催した連邦公開市場委員会(FOMC)で、金利の誘導目標を1.5-1.75%に据え置くことで決定したと報じられている。

本日の米国株式は小幅ながら値を上げて引けている。

 

米国現地1212日には米国農務省週間輸出成約報告の発表が予定されている。

 

 

 

END.

 

2019年12月11日水曜日

NY FUTURES DECEMBER 10,2019

ICE COTTON FUTURES

December 10, 2019

       Open  High  Low   Close Change

Mar 20 65.74 66.23 64.88 65.93 +.55

May 20 66.68 67.22 65.92 66.90 +.50

Jul 20 67.48 67.95 66.75 67.59 +.42

Oct 20   -     -     -   67.91 +.49

Dec 20 67.35 68.05 67.00 67.79 +.49

Mar 21 68.30 68.54 68.30 68.39 +.55

May 21   -     -     -   68.45 +.46

Jul 21   -     -     -   68.55 +.46

Oct 21   -     -     -   68.05 +.46

Dec 21   -     -     -   67.30 +.46

ICE estimated futures volume:25,200

 

 

NY定期3月限は、寄り付きからしばらくは小幅な値動きで推移していたが、米国農務省月間需給報告が発表されると、値を上げた。

最終的に前日比55ポイント高の65.93/LBで引けた。

出来高は、25,200枚。

 

【相場動向要因】

本日米国農務省月間需給報告が発表された。

報告によると、2019/2020CROPの米棉生産量が、前回報告より約60万俵下方修正された。一方で、輸出量は据え置きとなっている。

生産量について州別にみると、テキサスの生産量が、約50万俵下方修正されている。

 

世界全体で見ると、生産量が約83万俵下方修正され、121.11百万俵と報告されている一方で、国内消費量が約120万俵下方修正されている。

 

この結果が強気材料として作用したものと思われる。

 

米中通商問題では、担当者ベースで、15日の関税発動延期の方向で調整が進められていると報じられている。

現時点ではトランプ大統領の決断待ちとなっているとのこと。

 

今週、米連邦公開市場委員会を控えており、市場参加者の関心を集めている。

 

 

米国農務省月間需給報告の詳細は以下の通り;

 

DJ USDA Supply/Demand: World Cotton - Dec 10

 

Tue Dec 10 12:03:25 2019 EDT

 

                               World Cotton Supply and Use 1/

                                (Million 480-pound bales)

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                     beginning                domestic exports         ending

                       stocks   prod  imports    use     use   loss 2/ stocks

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                                           2019/20 (Projected)

World

                  Nov   80.55  121.94   44.03  121.49   44.03    0.20   80.80

                  Dec   79.69  121.11   44.38  120.27   44.40    0.19   80.32

World Less China

                  Nov   44.88   94.69   34.53   81.99   43.85    0.20   48.06

                  Dec   44.02   93.86   35.38   81.77   44.22    0.19   47.08

United States

                  Nov    4.85   20.82    0.01    3.00   16.50    0.07    6.10

                  Dec    4.85   20.21    0.01    3.00   16.50    0.06    5.50

Total foreign

                  Nov   75.70  101.12   44.03  118.49   27.53    0.13   74.70

                  Dec   74.84  100.90   44.38  117.27   27.90    0.13   74.82

Major exporters 4/

                  Nov   28.95   56.44    2.48   33.75   23.13    0.02   30.97

                  Dec   28.08   57.12    2.88   33.85   23.40    0.02   30.82

Central Asia 5/   Nov    2.47    5.25      3/    4.04    1.53    0.00    2.15

                  Dec    2.31    5.86      3/    4.14    1.89    0.00    2.14

Afr Fr Z 6/       Nov    1.37    5.89      3/    0.14    5.66    0.00    1.46

                  Dec    1.37    5.91      3/    0.14    5.68    0.00    1.46

S Hemis 7/        Nov   14.82   14.82    0.18    4.38   11.54    0.01   13.89

                  Dec   14.81   15.37    0.18    4.38   11.54    0.01   14.44

Australia         Nov    1.57    1.20      3/    0.04    1.70    0.00    1.04

                  Dec    1.57    0.85      3/    0.04    1.50    0.00    0.89

Brazil            Nov   11.78   11.60    0.03    3.40    8.60    0.00   11.41

                  Dec   11.78   12.50    0.03    3.40    8.80    0.00   12.10

India             Nov   10.01   30.00    1.80   24.50    4.10    0.00   13.21

                  Dec    9.31   29.50    2.20   24.50    4.00    0.00   12.51

Major importers 8/

                  Nov   44.80   41.63   38.97   80.54    2.84    0.11   41.90

                  Dec   44.80   40.73   38.92   79.22    2.94    0.11   42.17

Mexico            Nov    0.77    1.58    0.85    2.00    0.45    0.03    0.72

                  Dec    0.77    1.58    0.85    2.00    0.45    0.03    0.72

China             Nov   35.67   27.25    9.50   39.50    0.18    0.00   32.75

                  Dec   35.67   27.25    9.00   38.50    0.18    0.00   33.25

EU-27 9/          Nov    0.23    1.86    0.65    0.69    1.76    0.03    0.26

                  Dec    0.23    1.96    0.65    0.69    1.86    0.03    0.26

Turkey            Nov    1.59    3.80    3.80    7.10    0.35    0.00    1.74

                  Dec    1.59    3.60    4.00    7.10    0.35    0.00    1.74

Pakistan          Nov    2.50    7.00    3.60   10.70    0.10    0.03    2.27

                  Dec    2.50    6.20    4.20   10.60    0.10    0.03    2.17

Indonesia         Nov    0.53      3/    3.10    3.10    0.01    0.00    0.53

                  Dec    0.53      3/    3.10    3.10    0.01    0.00    0.53

Thailand          Nov    0.18      3/    1.05    1.03    0.00    0.03    0.18

                  Dec    0.18      3/    1.00    1.00    0.00    0.03    0.15

Bangladesh        Nov    1.78    0.14    7.30    7.40    0.00    0.01    1.81

                  Dec    1.78    0.14    7.30    7.40    0.00    0.01    1.81

Vietnam           Nov    1.19      3/    7.50    7.40    0.00    0.00    1.29

                  Dec    1.19      3/    7.20    7.20    0.00    0.00    1.19

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1/ Marketing year beginning August 1. Totals may not add exactly and trade

   may not balance due to rounding and other factors.       2/ Generally

   reflects cotton lost or destroyed in the marketing channel; for Australia

   Brazil  China  and the United States  reflects the difference between

   implicit stocks based on supply less total use and indicated ending

   stocks.  3/ Less than 5 000 bales.  4/ Includes Egypt and Syria in

   addition to the countries and regions listed.  5/ Azerbaijan  Kazakhstan

   Kyrgyzstan  Tajikistan  Turkmenistan  and Uzbekistan.  6/ Benin  Burkina

   Faso  Cameroon  Central African Republic  Chad  Cote d'Ivoire  Mali  Niger

    Senegal  and Togo.  7/ Argentina  Australia  Brazil  Lesotho  South

   Africa  Tanzania  Zambia  and Zimbabwe. 8/ In addition to the countries

   and regions listed  includes Japan  Russia  South Korea  and Taiwan. 9/

   Includes intra-EU trade.

 

DJ USDA Supply/Demand: World Cotton - 2

 

Tue Dec 10 12:03:32 2019 EDT

 

                      World Cotton Supply and Use 1/  (continued)

                              (Million 480-pound bales)

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                 beginning                  domestic  exports            ending

                   stocks     prod  imports      use      use   loss 2/  stocks

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                                           2018/19 (Estimated)

World               80.84   118.10    42.50   120.29    41.34     0.12    79.69

World Less China    42.85    90.35    32.86    80.79    41.13     0.12    44.02

United States        4.20    18.37       3/     2.98    14.76    -0.02     4.85

Total Foreign       76.64    99.73    42.50   117.31    26.58     0.14    74.84

Major exporters 4/  26.84    54.13     2.50    32.99    22.37     0.02    28.08

Central Asia 5/      2.67     5.44       3/     3.80     2.01     0.00     2.31

Afr. Fr. Zone 6/     1.70     5.36       3/     0.14     5.55     0.00     1.37

S Hemis 7/          13.01    16.89     0.18     4.39    10.86     0.01    14.81

Australia            3.04     2.20       3/     0.04     3.63     0.00     1.57

Brazil               8.66    12.52     0.02     3.40     6.02     0.00    11.78

India                9.23    25.80     1.80    24.00     3.51     0.00     9.31

Major importers 8/  47.95    42.65    37.46    80.16     2.99     0.11    44.80

Mexico               0.66     1.74     0.85     1.95     0.50     0.03     0.77

China               37.99    27.75     9.64    39.50     0.21     0.00    35.67

EU-27 9/             0.30     1.72     0.64     0.69     1.72     0.03     0.23

Turkey               1.78     3.70     3.50     6.90     0.48     0.00     1.59

Pakistan             2.83     7.60     2.85    10.70     0.06     0.03     2.50

Indonesia            0.63       3/     3.05     3.15     0.01     0.00     0.53

Thailand             0.20       3/     1.08     1.08     0.00     0.03     0.18

Bangladesh           1.86     0.14     7.20     7.40     0.00     0.01     1.78

Vietnam              1.29       3/     6.90     7.00     0.00     0.00     1.19

                                           2017/18

World               80.29   123.78    41.16   122.76    41.51     0.12    80.84

World Less China    34.37    96.28    35.45    81.76    41.38     0.12    42.85

United States        2.75    20.92       3/     3.23    16.28    -0.03     4.20

Total Foreign       77.54   102.86    41.16   119.54    25.24     0.15    76.64

Major exporters 4/  21.90    57.10     2.47    32.75    21.86     0.02    26.84

Central Asia 5/      2.18     6.50       3/     3.38     2.63     0.00     2.67

Afr. Fr. Zone 6/     1.46     5.44       3/     0.14     5.06     0.00     1.70

S Hemis 7/          10.18    15.70     0.24     4.44     8.65     0.01    13.01

Australia            2.19     4.80       3/     0.04     3.92     0.00     3.04

Brazil               6.93     9.22     0.08     3.40     4.17     0.00     8.66

India                7.88    29.00     1.68    24.15     5.18     0.00     9.23

Major importers 8/  54.18    42.93    36.05    82.74     2.35     0.12    47.95

Mexico               0.45     1.56     0.93     1.90     0.35     0.03     0.66

China               45.92    27.50     5.71    41.00     0.14     0.00    37.99

EU-27 9/             0.19     1.53     0.73     0.75     1.37     0.04     0.30

Turkey               1.53     4.00     4.02     7.45     0.33     0.00     1.78

Pakistan             2.32     8.20     3.40    10.90     0.16     0.03     2.83

Indonesia            0.62       3/     3.52     3.50     0.01     0.00     0.63

Thailand             0.20       3/     1.15     1.13     0.00     0.03     0.20

Bangladesh           1.63     0.14     7.60     7.50     0.00     0.01     1.86

Vietnam              0.88       3/     7.00     6.60     0.00     0.00     1.29

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1/ Marketing year beginning August 1. Totals may not add exactly and trade

   may not balance due to rounding and other factors.       2/ Generally

   reflects cotton lost or destroyed in the marketing channel; for Australia

   Brazil  China  and the United States  reflects the difference between

   implicit stocks based on supply less total use and indicated ending

   stocks.  3/ Less than 5 000 bales.  4/ Includes Egypt and Syria in

   addition to the countries and regions listed.  5/ Azerbaijan  Kazakhstan

   Kyrgyzstan  Tajikistan  Turkmenistan  and Uzbekistan.  6/ Benin  Burkina

   Faso  Cameroon  Central African Republic  Chad  Cote d'Ivoire  Mali  Niger

    Senegal  and Togo.  7/ Argentina  Australia  Brazil  Lesotho  South

   Africa  Tanzania  Zambia  and Zimbabwe. 8/ In addition to the countries

   and regions listed  includes Japan  Russia  South Korea  and Taiwan. 9/

   Includes intra-EU trade.

 

 

 

 

END.