ICE COTTON FUTURES
February 22, 2019
Open High Low Close Change
Mar 19 72.42 72.99 71.00 71.84 -.35
May 19 74.07 75.16 71.85 73.01 -1.00
Jul 19 75.06 76.09 73.10 74.17 -.82
Oct 19 75.25 75.25 73.35 73.84 -.61
Dec 19 73.94 74.67 72.53 73.51 -.43
Mar 20 75.50 75.61 73.00 74.64 -.33
May 20 76.00 76.00 75.98 75.06 -.34
Jul 20 76.23 76.23 76.20 75.31 -.38
Oct 20 - - - 73.76 -.40
Dec 20 73.03 73.03 73.03 72.38 -.40
ICE estimated futures volume: 43,700
NY定期5月限は、寄付きからしばらくは動意薄で推移したが、米国での取引が本格化すると徐々に値を下げ、最終的に前日比100ポイント安の73.01/LBで引けた。出来高は、43,700枚。本日は、期近3月限の第一回受渡通知日となった。
本日米国農務省週間輸出成約報告が発表された。これは、米国農務省閉鎖期間中に発表が停止していた未発表分全てを合わせた数値となっている。この数字を見ると、やや低調気味な数値となっており、また、中国など一部の国によるキャンセルも報告されている。この発表が本日の下げの主要因の一つではないかと見られている。
現地2月21日・22日の2日間にわたり、米国農務省農業見通しフォーラム(USDA Agricultural Outlook Forum)が行われ、その中で、米国農務省より2019/2020cropの米棉および世界全体の需給に関する見通しが発表された。発表によると、2019/2020cropの米棉の予想作付面積は、1,430万エーカーと報告されている。これは、先日NCCより発表されたPlanting Intention reportで報告された数値よりもやや少ないものとなった。また、2019/2020cropの米棉の生産量は、2,250万俵と予想されている。
一方で、世界的な需給バランスについて、同レポートでは、2019/2020cropでは、生産量が消費量をやや上回ると予想されているが、消費量の増加に伴い、生産量も増加しているためであり、依然として世界的な原綿需要は堅調であると見られているようだ。
米中貿易戦争において、2日間に亘る両国高官による通商協議が終了した。協議の内容について、具体的な情報は伝えられていないが、両国は、最終合意に向けての追加協議の場を設ける予定であると報じられている。また、トランプ大統領は、3月1日の交渉期限を延長することも述べたようだ。
米国農務省週間輸出成約報告(from week ending Jan 10 through Feb 14)の詳細は以下の通り:
※数値は、6週間の合計
2018/2019 crop
アップランド
成約:1,315,800俵(トルコ 354,500俵 / パキスタン 240,100俵 / ベトナム 196,700俵)
キャンセル:▲338,700俵(バングラデシュ ▲132,000俵 / 中国 ▲105,500俵 / パキスタン ▲21,100俵)
船積:1,431,500俵(ベトナム 419,500俵 / パキスタン 181,600俵 / 中国 130,000俵)
ピマ
成約:43,000俵(インド 15,100俵 / ペルー 6,000俵 / パキスタン 5,800俵)
キャンセル:▲800俵(ドイツ ▲400俵 / 中国 ▲200俵)
船積:110,500俵(中国 51,500俵 / インド 20,100俵 / パキスタン 11,000俵)
2019/2020 crop
アップランド
成約;161,400俵(中国 85,600俵 / タイ 18,900俵 / マレーシア 15,100俵)
ピマ
成約:なし
END.