ICE COTTON FUTURES
February 11, 2019
Open High Low Close Change
Mar 19 72.49 72.71 70.30 70.55 -2.00
May 19 73.61 73.93 71.50 71.76 -1.93
Jul 19 74.92 75.21 72.92 73.13 -1.88
Oct 19 74.15 74.15 74.15 72.95 -1.36
Dec 19 73.75 74.08 72.50 72.70 -1.23
Mar 20 75.05 75.30 73.17 73.94 -1.30
May 20 75.09 75.09 74.39 74.44 -1.44
Jul 20 - - - 74.79 -1.53
Oct 20 - - - 73.29 -1.07
Dec 20 - - - 72.17 -1.07
ICE estimated futures volume: 81,400
NY定期3月限は、寄付きからしばらくは動意薄で推移したが、米国での取引が本格化すると、NCCによるPLANTING INTENTIONレポートに反応して大きく値を下げ、最終的に前日比200ポイント安の70.55/LBで引けた。出来高は、81,400枚。
現地2月9日に発表されたPLANTING INTENTIONレポートによると、2019年の棉花作付予想は、1,445万エーカーと報告されており、昨年の1,400万エーカーから約3%増となっている。競合となる穀物、特に大豆との比較で値段的に棉花植え付け意欲が高くなっていると見られる。米中貿易戦争などの要因により、世界的に棉花需要が低調化していることに加え、今回の2つの発表で、米棉の在庫が今後ふくらんでいくとの見方が強まり、市場が反応し、本日の大幅な下落につながったものと思われる。
ただし、今回の報告は、あくまで作付意識調査であり、今後、天候なども含む様々な要因で作付面積が増減しうるため、引き続き動向を注視する必要がある。
END.