2019年2月15日金曜日

NY FUTURES FEBRUARY 14,2019

ICE COTTON FUTURES

February 14, 2019

       Open  High  Low   Close Change

Mar 19 69.96 70.39 69.53 70.13 +.27

May 19 71.26 71.95 71.15 71.71 +.31

Jul 19 72.87 73.29 72.49 73.07 +.33

Oct 19   -     -     -   73.11 +.30

Dec 19 72.57 73.00 72.25 72.71 +.09

Mar 20 73.92 74.10 73.50 73.90 +.12

May 20   -     -     -   74.35 +.15

Jul 20 74.32 74.32 74.30 74.71 +.13

Oct 20   -     -     -   73.40 +.13

Dec 20 72.00 72.00 72.00 72.35 +.19

ICE estimated futures volume: 48,400

 

 

NY定期3月限は、寄付きから小幅な値動きで上げ下げを繰り返し、最終的に前日比27ポイント高の70.13/LBで引けた。

また、NY定期5月限も同様に小幅な値動きとなり、最終的に前日比31ポイント高の71.71/LBで引けた。出来高は、48,400枚。

米中貿易戦争において、一部で、米国高官が15日に北京にて中国の習近平国家主席と会談の場を持つことが報じられているが、31日の期限の延長などについてはまだ決定していない模様。一方で、現在すでに開始されている米中高官による通商協議は良好な雰囲気の中進められているとのこと。

米国予算案については、トランプ大統領が、政府機関再閉鎖回避に向けて、メキシコ国境の壁建設費用を含まない予算案に署名することで合意し、同予算案は、本日下院に送られた模様。しかしながら、トランプ大統領は、壁建設に向けて、国家非常事態宣言等の大統領権限を行使する用意があるとも報じられている。

このような状況下で市場は、再び様子見ムードとなり、棉花相場は全限月とも軒並み小幅な上げで引けた。本日の相場付きには、期近限月のポジション整理や乗換の動きも入っているものと思われる。一方で米国主要穀物相場および米国株式は小幅ながら下げて引けている。

本日米国農務省週間輸出成約報告が発表された。本日発表されたのは、米国農務省閉鎖により停止していた現地13日週の分である。次週発表予定の輸出成約報告では、閉鎖期間に停止していた残り全ての輸出成約データが発表される予定で、これにて閉鎖期間中の輸出成約報告が全て出そろうことになる。

 

米国農務省週間輸出成約報告(FOR WEEK ENDING 1/3/2019)の詳細は以下の通り:

 

2018/2019CROP

アップランド

成約:309,700(パキスタン 130,300 / インド 50,000 / トルコ 37,100)

 

キャンセル:▲9,900(中国 ▲4,500 / 日本 ▲3,500 / 台湾 ▲1,100)

 

船積:181,100(ベトナム 46,900 / パキスタン 24,100 / 中国 21,200)

 

ピマ

成約:6,200(インド 4,300 / 中国 900 / タイ 900)

 

キャンセル:▲300(中国 ▲100 / インド ▲100)

 

船積:16,200(インド 4,900 / 中国 4,400 / パキスタン 3,000)

 

2019/2020CROP

アップランド

 

成約:19,400(バングラデシュ 15,000)

 

ピマ

 

成約:なし

 

END.