ICE No. 2 Cotton
JULY 9,2025
Open High Low Settle Change
Jul '25 - - - 64.96 +28
Oct '25 65.85 66.51 65.85 66.36 +28
Dec '25 67.38 67.97 67.13 67.78 +40
Mar '26 68.69 69.28 68.49 69.14 +39
May '26 69.85 70.31 69.57 70.19 +38
Jul '26 70.59 71.08 70.40 70.99 +39
Oct '26 - - - 69.91 +37
Dec '26 69.01 69.56 69.00 69.47 +28
Mar '27 70.10 70.10 69.93 69.95 -12
May '27 - - - 70.54 -13
ICE estimated futures volume: 27,800
期近12月限は、寄り付きから動意薄で推移し、米国時間の早朝にかけて強気の展開となった。最終的に、前日比40ポイント高の67.78/LBで引けた。推定出来高は27,800枚。
【相場要因】
期近12月限は、3営業日の続落から若干反発して引けた。トランプ政権の関税措置を背景としたマクロ経済の先行き不透明感を背景に、短期売りのポジションを持つ一部の投機筋から買戻しの動きがみられたとのこと。また、実需筋による値決めの動きも一部でみられ強気の展開を後押ししたとみられる。米国明日には需給報告が発表される予定。生産量における上方修正の事前予想がある。
米国は、ブラジルからの輸入品に関して50% の関税を課すとされており、BRICSが主導で進めている米ドルに代わる代替通貨の試みに対しての牽制ではないかと一部のアナリストから予想されている。
米国ではOne Big Beautiful Bill という新たな法案が成立した。 これは綿花を含む米国の農業法に影響を与えるもので、少なくとも綿花生産者にとってはポジティブな内容の法案であるとのこと。内容としては、今後数年の間にローン支援の拡充などが含まれているとのこと。詳細は、徐々に明らかになるとされており、本日の目新しい情報として注目された。
END