ICE No. 2 Cotton
July 8, 2025
Open High Low Settle Change
Jul '25 - - - 64.68 -71
Oct '25 67.25 67.25 65.80 66.08 -71
Dec '25 67.89 68.37 67.22 67.38 -51
Mar '26 69.19 69.68 68.57 68.75 -51
May '26 70.24 70.69 69.65 69.81 -49
Jul '26 70.97 71.46 70.45 70.60 -47
Oct '26 69.43 69.54 69.43 69.54 -14
Dec '26 69.17 69.66 69.04 69.19 -6
Mar '27 - - - 70.07 -7
May '27 - - - 70.67 -7
ICE estimated futures volume: 30,100
期近12月限は、寄り付きから小幅に推移し、米国時間の早朝にかけて弱気の展開となった。最終的に、前日比51ポイント安の67.38/LBで引けた。推定出来高は30,100枚。
【相場要因】
期近12月限は、3営業日で続落した。トランプ大統領の各国への関税措置の発表に伴うマクロ経済的な先行き不透明感から、投機筋の売り圧力によって値を下げたとみられる。
現状、14ヶ国に対して既に関税率の通知がなされており、施行予定日は一律で2025年8月1日となっている。特に、直近の週間輸出成約報告でも堅調な成約を記録していたバングラデシュには35%の関税率が通知されており、市場では今後の動きに注目が集まっている。米国株式市場においても関税措置に関する報道を受けて、市場全体でリスクオフのムードが広がり弱気に推移した。
米国週の初めには、米国農務省より作物進捗報告が発表された。デルタの作柄に関する評価が悪化しており、今後の天候においても降雨が予報されており改善の兆しが見られない様子。
米国7月10日には、需給報告の発表が控えており市場では注目が集まっている。
技術的には、一部のアナリストによると期近12月限は66.80/LBを支持線とし、68.37/LBを抵抗線としているとのこと。
END