ICE COTTON FUTURES
October 10, 2018
Open High Low Close Change
Dec 18 77.01 77.57 76.49 76.80 -.21
Mar 19 78.23 78.76 77.58 78.04 -.03
May 19 78.97 79.50 78.40 78.86 -.03
Jul 19 79.61 80.11 79.10 79.52 -.02
Oct 19 - - - 76.93 -.12
Dec 19 75.65 76.47 75.65 76.00 +.03
Mar 19 - - - 76.74 +.01
May 20 - - - 77.19 +.01
Jul 20 - - - 77.51 +.01
Oct 20 - - - 74.68 -.24
ICE estimated futures volume: 25,300
NY定期12月限は、寄付きから方向感なく推移し、最終的に前日比21ポイント安の76.80/LBで引けた。
出来高は、25,300枚。
米国南東部よりフロリダ半島へ上陸したハリケーン"Michael"は、カテゴリー4(最大は、カテゴリー5)の勢力で北東へ進んでいる様子。ジョージア、アラバマ、カロライナなどの棉作地への影響が依然危惧されている。
一方、ハリケーン"Sergio"は、太平洋側メキシコ北西部より米国に接近しており、今週末にもテキサスやオクラホマなどの棉作地に激しい暴風雨をもたらすと予想されており、棉花の品質悪化懸念が続いている。
中国において、先日より噂されている追加割当の発給について、未だに政府からの公式発表はないものの、一部では、すでに特定の地域の紡績にすでに追加割当が発給されているとも報告されている。今回発給されるといわれている追加割当の総量は約80万トンほどと言われている。
しかしながら、米中貿易戦争の先行きが依然不透明なこともあり、中国紡績の関心は米棉以外の棉種に向いているのではないかという意見も少なくない。
また、追加割当の有効期限およびその延長の可否についても注目が集まる。
市場参加者は、米国10月11日に発表される米国農務省月間需給報告を待っているが、一部では、前回の発表からは大きく変わらないのではないかという意見もある。しかし、今回の報告には2つのハリケーンの影響は反映されていないことに注意が必要である。
END.