ICE No. 2 Cotton
November 21, 2025
Open High Low Settle Change
Dec '25 62.67 62.67 60.79 61.35 -33
Mar '26 63.76 63.96 63.11 63.85 +11
May '26 65.06 65.20 64.39 65.07 +7
Jul '26 66.14 66.31 65.55 66.18 +7
Oct '26 67.35 67.35 67.22 67.22 +7
Dec '26 67.52 67.72 67.10 67.59 +4
Mar '27 68.29 68.57 68.20 68.52 +14
May '27 69.01 69.29 69.01 69.29 +23
Jul '27 - - - 69.88 +29
Oct '27 - - - 68.87 +29
ICE estimated futures volume: 35,200
3月限は寄り付きから弱気に推移し、米国時間未明に63.11セントの新安値を記録。その後、米国の取引時間中から引けにかけて買い戻された。
結果、前日比11ポイント高の63.85/lbで引けた。推定出来高は35,200枚。
【相場動向要因】
綿花相場は独自の要因を欠きながら、方向感を探る一日。
現在、世界的に綿花の生産量は十分であるものの、安値水準を嫌気した生産者が販売を手控えており、現物確保が困難な状況にある。
需要は力強さに欠けるものの、スローながら買いを進める動きはあり、マーケットに出回る綿花と需要のバランスが注目される。
CFTCレポートによると、投機筋が8,800枚の新規売りを積み増しネットショートを拡大させた一方で、
実需筋はショートポジションを解消しネットロングを20,300枚という過去3年で最大規模にまで拡大させた。
これは実需筋が現在の価格帯を割安と判断していることがうかがえる。
現在カリフォルニア州でのピマの収穫進捗は80%と5か年平均と比較し9%ほど遅れている。季節外れの降雨による等級低下が懸念されている。
END.