ICE COTTON FUTURES
July 6, 2018
Open High Low Close Change
Jul 18 84.12 84.95 84.12 86.38 +2.65
Oct 18 83.34 85.84 83.31 85.65 +2.94
Dec 18 82.08 84.73 81.75 84.45 +2.49
Mar 19 81.95 84.50 81.72 84.28 +2.43
May 19 82.25 84.72 81.93 84.49 +2.39
Jul 19 82.12 84.85 82.10 84.64 +2.35
Oct 19 - - - 79.71 +2.30
Dec 19 76.00 79.18 76.00 78.98 +2.49
Mar 20 - - - 78.84 +2.49
May 20 - - - 78.74 +2.38
ICE estimated futures volume:22,400
NY定期12月限は、寄付きから動意薄で推移したものの、米国で取引が本格化すると値を上げ、最終的に前日比249ポイント高の84.45/LBで引けた。出来高は、22,400枚。本日7月6日以降着荷の米国農産物に対して中国政府が25%の追加関税を課すことの市場への影響は限定的と見られ、一部では、すでに織り込み済みとの意見もある。米綿の中国への輸入量が減少したとしても、ベトナムなど周辺諸国から中国が製品として輸入することが可能なため、周辺諸国の米綿輸入量が増加することとなるので、世界的な米綿の消費量は、大きく変わらないとの見方もある。
また、追加関税が課されるとはいえ、中国国内の需要は堅調な様子。
一方で、インド政府により原綿の最低購入価格が引き上げられたことで、パキスタンやバングラデシュなどの周辺諸国の米綿輸入量が増加するとの見方もある。
本日発表された米国農務省週間輸出成約報告の数字も好調であった。2017/2018CROPの成約量は、約58,000俵で、船積は、約270,000俵であった。キャンセル量も市場の予想より小さい数字となったようである。
米国農務省週間輸出成約報告の詳細は以下の通り;
2017/2018 CROP
アップランド
成約:58,200俵(トルコ 18,300俵 / ベトナム 8,500俵 / インドネシア 8,100俵)
キャンセル:▲40,200俵(ベトナム ▲13,800俵 / タイ ▲8,700俵 / インドネシア ▲6,900俵)
船積:411,600俵(トルコ 69,900俵 / ベトナム 66,600俵 / インドネシア 66,500俵)
ピマ
成約:8,200俵(ベトナム 2,600俵 / トルコ 2,500俵)
キャンセル:▲7,200俵(中国 ▲6,300俵 / インド ▲500俵)
船積:12,100俵(中国 3,500俵 / インド 2,400俵)
2018/2019CROP
アップランド
成約:268,200俵(インドネシア 67,300俵 / 韓国 59,100俵 / ベトナム 40,700俵)
ピマ
成約:▲33,400俵(韓国 ▲50,200俵 / 中国 11,100俵)
END.