ICE COTTON FUTURES
July 12, 2018
Open High Low Close Change
Oct 18 86.13 89.24 86.13 89.24 +4.00
Dec 18 84.51 88.54 84.45 88.54 +4.00
Mar 19 84.35 88.35 84.28 88.35 +4.00
May 19 84.24 88.23 84.24 88.23 +4.00
Jul 19 84.69 88.15 84.69 88.15 +4.00
Oct 19 - - - 82.72 +3.46
Dec 19 78.45 81.65 78.45 81.39 +2.94
Mar 20 79.10 80.06 79.10 81.30 +2.97
May 20 - - - 81.25 +2.97
Jul 20 - - - 81.32 +2.97
ICE estimated futures volume:25,900
NY定期12月限は、前日と同程度で寄付いた後、小幅な値動きで推移した。その後、米国農務省月間需給報告が発表されると値を上げ、最終的に前日比400ポイント高の88.54/LBで引けた。出来高は、25,900枚。
月間需給報告によると、2018/19CROPの米綿の生産量が約100万俵減少し、また、2018/19CROPの期初在庫が20万俵減少する見込みであると報告されている。
これは、西テキサスなどにおける天候不順によって、農家による放棄率上昇などが見込まれているためと思われる。一方で、週間輸出成約報告などで報告されているように米綿の成約量・輸出量が好調なため、2017/18CROPの期末在庫が減少し、それが2018/19CROPの期初在庫に反映されているようである。
米綿の供給量の減少が報告されている一方で、世界的な原綿の需要は、中国、バングラデシュ、パキスタンなどを中心に堅調であると報告されている。また、中国においても期末在庫の減少が報告されている。
世界的な原綿の生産量を見ると、米綿・豪州綿の減産が見込まれている一方で、ブラジル綿などの増産が見込まれている。
また、本日、米国農務省週間輸出成約報告も発表されている。
2017/18CROPの成約量は、およそ12万俵で、船積は、約26万俵と報告されている。2018/19CROPの成約は、約25万俵となっており、依然好調なようである。
米国農務省週間輸出成約報告の詳細は以下の通り
2017/2018 CROP
アップランド
成約:122,600俵(ベトナム 92,400俵 / トルコ 7,000俵)
キャンセル:▲1,000俵(日本 ▲500俵 / ベトナム ▲200俵)
船積:257,400俵(ベトナム 68,700俵 / トルコ 49,400俵)
ピマ
成約:1,900俵(タイ 1,100俵 / バングラデシュ 500俵)
キャンセル:なし
船積:17,200俵(中国 4,900俵 / インド 2,600俵)
2018/2019 CROP
アップランド
成約:251,400俵(ベトナム 126,900俵 / グアテマラ 48,400俵)
ピマ
成約:1,900俵(インド 1,300俵 / 中国 400俵 / エジプト 200俵)
END.