ICE COTTON FUTURES
APRIL 3,2023,
Open High Low Close Change
May 23 83.38 83.64 81.88 82.38 -.40
Jul 23 83.73 83.95 82.19 82.64 -.46
Oct 23 - - - 82.98 -.38
Dec 23 83.85 84.15 82.45 82.92 -.50
Mar 24 83.64 83.73 82.26 82.77 -.43
May 24 82.87 82.97 82.09 82.62 -.19
Jul 24 82.34 82.34 81.81 82.27 -.01
Oct 24 - - - 80.02 -.01
Dec 24 78.84 78.89 78.50 78.77 -.03
Mar 25 - - - 79.02 -.03
ICE estimated futures volume:32,700
5月限は小高く寄り付くと、動機薄でおよそ100ポイントのレンジ幅で推移した。米国時間朝には前日の高値を目指したが及ばず反落した。引けにかけて若干戻し、最終的に40ポイント安の82.38/LBで引けた。推定出来高は32,700枚。
【相場動向要因】
綿花相場は、先週金曜日に発表された消極的な植付予想面積や、依然抜本的な改善に至っていないテキサス州の干ばつ、それに伴う放棄面積の増加など、不確定要素を前に様子見ムード。実需の動きも静かで、綿糸市場の動向も限定的。
トルコの主要紡績地であるカフラマンマラシュでは、紡績の30%が大地震により深刻な影響を受けており、原綿消費量が前年比30%減少するという見方がある。
投機筋は依然売建玉を抱えている状況で、今後5月限の第一回受渡通知日に向けて清算買いを入れることが示唆されている。
OPEC+が自主的な追加減産を決めたことで原油が急騰した。エネルギー価格が下落しつつあり、インフレ改善の兆しが見え始めたにも関わらずこの減産の決定が行われたことで、再度インフレ加速に陥る可能性や、FRBによる利上げの動向にも影響を与える可能性が指摘されている。
END