2018年6月15日金曜日

NY FUTURES JUNE 14,2018

ICE COTTON FUTURES

June 14, 2018

       Open  High  Low   Close Change

Jul 18 93.65 94.50 92.61 93.41 -.40

Oct 18 93.06 94.35 92.97 94.09 +.15

Dec 18 92.85 93.33 91.62 92.96 +.03

Mar 19 92.80 93.19 91.48 92.86 +.04

May 19 92.35 93.05 91.55 92.72 +.11

Jul 19 92.08 92.62 91.38 92.55 +.21

Oct 19   -     -     -   88.16 +.20

Dec 19 84.02 84.35 83.50 84.22 -.08

Mar 20   -     -     -   84.02 -.02

May 20   -     -     -   84.49 -.02

ICE estimated futures volume:44,700

 

NY定期相場7月限は、米国明け方より100PTS以上下落していたが、引け値間近に買いが入り、戻す形となった。最終的に前日比40ポイント安の93.41/LBで引けた。出来高は、44,700枚。新綿限月も含めて軒並み小幅な増減で引けた。本日の市場参加者の注目は、中国政府によって追加の輸入割当(TRQ)が発給されたことと、米国農務省週間輸出成約方向の2つであった。しかし、どちらも市場参加者へのインパクトは限定的で、本日のNY定期相場は、期近の7月限を中心にポジション整理や限月乗り換えの動きが中心となった模様。

TRQの追加発給によって、今後中国による輸入量の増加が見込まれ、中国国内相場ZCEが値を下げたが、一部では、今回の追加発給はすでに織り込み済みであったとの報告もあり、それ故に影響が限定的だった模様。また、米国農務省週間輸出成約報告では、2017/2018CROPの成約量が約8.5万俵で、船積が約46万俵と報告されている。一方で、2017/2018CROPで、中国などを中心に約5万俵のキャンセルが報告されている。

西テキサスでは、昨日一部地域で降雨が観測されたものの依然として乾燥状態が続いている。

 

米国農務省週間輸出成約報告の詳細は以下の通り;

 

2017/2018CROP

アップランド

成約:84,900(中国 28,800 / ベトナム 16,200 / トルコ 15,900)

 

キャンセル:▲50,100(中国 ▲43,600 / トルコ ▲3,400)

 

船積:459,900(ベトナム 128,500 / トルコ 64,500 / インドネシア 49,900)

 

ピマ

 

成約:7,700(インド 3,500 / エジプト 2,800)

 

船積:9,300(中国 3,000 / ペルー 2,800)

 

2018/2019CROP

アップランド

成約:226,700(中国 107,600 / バングラデシュ 35,100)

 

ピマ:32,400(ベトナム 18,300 / 中国 13,600)

 

END.