2013年1月15日火曜日

NY FUTURES JANUARY 11,2013

ICE Futures
January 11, 2013
Open High Low Settle Change
Mar 75.03 76.44 74.40 75.62 +42
May 75.78 77.14 75.20 76.40 +36
Jly 76.82 78.00 76.21 77.41 +29
Oct - - - 78.12 - 7
Dec 78.84 79.25 77.93 79.04 - 5
Mar 80.09 80.09 80.09 80.28 -11
May - - - 79.87 - 1
Jly - - - 79.61 - 1
Oct - - - 80.01 - 1
Dec - - - 79.80 + 2
Estimated electronic turnover: 28,600 contracts

NY棉花定期相場はトウモロコシ、小麦を中心とする穀物相場が
上昇するなか、棉花相場もそれらを追随し続伸。
中心限月三月限は、取引序盤から中盤にかけて堅調に推移し高値76.44セントを付け
たが、
世界需給報告が発表された直後に244ポイント急落し、この日の安値74.40セントを付
けた。
取引終盤で買い手が市場に戻り、下げ幅を解消し、前日比42ポイント高75.62セント
で取引を終えた。

今回の世界需給報告の予想において、今後弱材料として働きそうなものとして、
中国の棉花生産量が33.5百万俵(前月31.5百万俵)と上方修正されたが、
世界棉花消費量は前月より減少し、106.06百万俵(前月106.48万俵)になる見通し
や、
期末在庫予想が81.72百万俵(前月79.64百万俵)と増加した。市場は供給過多のよう
に見える。
同報告の米棉をとってみると、米棉輸出量は12.20万俵へと堅調に推移した。(前月
比+40万俵)
また、テキサスの予想生産量が50万俵減少するとの予想に伴い、
米国期末在庫が4.8百万俵(前月5.4百万俵)になるという予想が米棉の市場価値を高
め、
今後好材料として働く可能性がある。


12/13年度 世界需給予想
(単位 : 百万俵)
        季初在庫  生産   輸入  国内消費  輸出 期末在庫
世界全体   
DEC. 69.18  116.90  37.71 106.48 37.73 79.64
       JAN. 68.85  118.83  38.87 106.06 38.89 81.72
 
米国
DEC. 3.35 17.26 0.01 3.40 11.80 5.40
JAN. 3.35 17.01 0.01 3.40 12.20 4.80
ブラジル
DEC. 7.99 6.50 0.05 4.10 4.20 6.39
JAN. 7.99 6.50 0.05 4.10 4.40 6.19

インド
DEC. 7.74 25.50 1.50 22.00 4.00 8.74
JAN. 7.74 25.50 1.50 21.50 4.50 8.74
中国
DEC. 30.18 31.50 11.50 35.50 0.08 37.61
JAN. 30.18 33.50 12.50 35.50 0.08 40.61

オーストラリア
DEC. 3.57 4.00 0.005 0.04 4.20 3.50
JAN. 3.57 4.20 0.005 0.04 4.30 3.60


END.