ICE Cotton Futures
MARCH 28,2013
Open High Low Settle Change
May 88.44 90.27 87.93 88.46 - 7
Jly 89.70 91.58 89.20 89.81 + 1
Oct - - - 87.73 - 7
Dec 87.20 88.48 86.90 87.37 + 12
Mar 87.07 88.00 87.00 87.18 + 17
May 86.60 87.00 86.60 86.82 + 15
Jly 86.50 86.50 86.46 86.57 + 22
Oct - - - 86.33 + 22
Dec - - - 85.46 + 12
Mar - - - 85.71 + 2
Estimated volume: 36,300 contracts
NY棉花定期相場の中心限月である五月限は、米国にての取引が本格的になると農務省より発表された米棉週間輸出成約レポートの内容が
当初の予想を上回る数字であったことにより強含みにて取引された。
米国東部時間正午には米国農務省による2013-2014年度の棉花作付面積予想報告発表された。 来季の予想植付面積は 1,000万エーカー
と米国全体では昨年比 19% の減少となった。 特にテキサスでは、他競合作物への転作が進む見通し。
小麦、大豆は前年の植付からほぼ変わらないとの予想で期末在庫の増加を嫌気する動きから売り圧力により大きく値を下げた。
棉花は需給要素では減産が強材料となるべきであるものの他穀物による下落基調が技術的な売りを呼び、結局前日比ほぼ変わらずの
水準にて取引を終了した。
米国農務省による2013-2014年度の棉花作付面積予想報告によると、作付面積はアップランド種(9.8百万俵)とピマ種(0.2百万俵)を併せて、
およそ10百万エーカーと予想され、前年度より20%程度減少する見込み。
この日の出来高は36,600枚(推定)
3月29日(米国時間)は同国が祝日の為、NY棉花定期相場は休場。
以下、米棉週間輸出成約レポートの数字。
2012/13 CROP
・アップランド
成約: 143,000俵 (トルコ48,700俵/中国32,300俵/ヴェトナム22,000俵)
船積: 339,700俵 (中国117,400俵/トルコ77,700俵/インドネシア34,500俵)
・ピマ
成約: 12,600俵 (中国5,200俵/インド3,000俵/日本1,400俵)
船積: 20,800俵 (中国11,500俵/バングラディッシュ3,700俵/パキスタン2,900俵)
2013/14 CROP
・アップランド
成約: 103,000俵 (トルコ91,000俵/韓国12,300俵/タイ4,900俵)
(ペルー▲1,400俵/メキシコ▲4,100俵)
・ピマ
成約: -3,800俵 (インド2,100俵/日本500俵)
(パキスタン▲2,100俵/中国▲4,300俵)
END.