ICE COTTON FUTURES
Jun 25, 2020
Open High Low Close Change
Jul 20 61.50 61.80 61.50 61.81 +.15
Oct 20 59.70 60.38 59.60 60.39 +.48
Dec 20 59.21 59.93 58.80 59.70 +.49
Mar 21 59.82 60.54 59.41 60.32 +.52
May 21 60.19 60.96 60.06 60.73 +.45
Jul 21 60.53 61.22 60.51 61.01 +.43
Oct 21 - - - 60.23 +.45
Dec 21 59.06 59.79 59.06 59.63 +.44
Mar 22 - - - 60.49 +.45
May 22 - - - 61.14 +.45
ICE estimated futures volume:12,300
NY定期12月限は、寄り付きから緩やかに値を下げていったが、取引終盤に値を上げていき、最終的に前日比49ポイント高の59.70/LBで引けた。出来高は、12,300枚。
【相場動向要因】
綿花特有のファンダメンタルは乏しく、取引量も12,300枚と静かな展開となった。
本日米国農務省週間輸出成約報告が発表された。詳細は後述。
全体としては、どちらかというと堅調な結果となったが、国別で見たとき、2019/2020cropのアップランドの成約で、全体10.9万俵の成約のうち中国向けが9.5万俵。2020/2021cropアップランドの成約では、約6.8万俵の成約に対して、中国向け3.6万俵、ベトナム向け3.3万俵、という結果となった。
本日の米国株式相場は、米国の一部の州で、新型コロナウイルスの感染者数が再び大きく増加しつつあるとの報道が市場の懸念材料となっている中、
ストレステストの結果発表を前にした銀行株の価格上昇が牽引し、本日のダウ平均株価は、前日の下落から反発する形で、前日比299.66高で引けた。
米国綿作地に関して、西テキサスでは、ここ数日、一部地域で降雨が確認されていたことで土壌湿度の改善が期待されていたが、再び高温乾燥な天候となり、土壌の乾燥状態が深刻化しつつある地域もある、と報告されている。
綿花市場の参加者は、米国現地6月30日に米国農務省から発表される作付面積報告に注目を集めている。
米国農務省週間輸出成約報告の詳細は以下の通り(Week Ending June 18, 2020);
2019/2020 crop
アップランド
成約:109,300俵 (中国 95,800俵 / トルコ 4,100俵 / バングラデシュ 3,300俵)
キャンセル:▲6,600俵 (中国 ▲1,300俵 / ベトナム ▲1,000俵 / タイ ▲900俵)
船積:316,100俵 (中国 130,700俵 / ベトナム 59,400俵 / トルコ 38,400俵)
ピマ
成約:4,200俵 (インド 1,100俵 / 中国 900俵 / タイ 900俵)
キャンセル:なし
船積:9,600俵 (中国 4,400俵 / インド 2,200俵 / バングラデシュ 900俵)
2020/2021 crop
アップランド
成約:67,900俵 (中国 36,500俵 / ベトナム 33,400俵 / ペルー 2,200俵)
ピマ
成約:なし
END.