ICE COTTON FUTURES
Jun 18, 2020
Open High Low Close Change
Jul 20 61.38 61.73 60.85 61.17 -.17
Oct 20 60.75 61.50 59.33 59.37 -1.50
Dec 20 60.00 60.25 59.30 59.52 -.48
Mar 21 60.52 60.85 59.87 60.22 -.31
May 21 60.90 61.32 60.34 60.73 -.31
Jul 21 61.27 61.71 60.66 61.04 -.40
Oct 21 - - - 60.54 -.40
Dec 21 59.83 60.37 59.29 59.65 -.44
Mar 22 - - - 60.50 -.40
May 22 - - - 61.15 -.45
ICE estimated futures volume:25,800
NY定期期近7月限は、寄り付きから小幅ながら堅調な展開となったが、取引終盤にかけて、やや値を下げていき、最終的に前日比17ポイント安の61.17/LBで引けた。
期近12月限は、寄り付きからしばらくは方向感なく推移したが、取引終盤にかけて値を下げ、前日比48ポイント安の59.52/LBで引けた。
出来高は、25,800枚。
【相場動向要因】
綿花特有のファンダメンタルが乏しい中、現地6月13日終了週の米新規失業保険申請件数が150万8,000件と発表された。
前週の156万6,000件からは減少したものの、引き続き高い水準を維持しており、市場の事前予想がおよそ130万件ほどだったのにたいして多い結果となり、米国株式市場などに、弱材料として影響を与えた模様。本日のダウ平均株価は、前日比39.51ドル安で引けている。
大豆やコーンなどの一部の穀物相場はやや値を上げて引けているが、綿花市場では、ここ数日の上昇基調から一転して値を下げる結果となった。
期近7月限の第一回受渡通知日である現地6月24日まで、あと3回の取引となり、期近限月を中心としたポジション限月乗り換えが中心となっている。
一部の報告では、本日の取引のおよそ7割が限月乗り換えであったとも述べられている。
一部のアナリストからは、期近7月限と12月限の逆鞘が広がっていることに対する疑問の声もあがっているが、
過去に第一回受渡通知日の直前に順鞘に戻ったケースがある、とも述べられている。
本日米国農務省週間輸出成約報告が発表されている。
詳細は後述するが、中国向けなどを中心に、船積数量が好調な結果となった。
米国農務省週間輸出成約報告の詳細は以下の通り(Week Ending June 11, 2020);
2019/2020 CROP
アップランド
成約:117,800俵 (中国 90,700俵 / ベトナム 19,700俵 / パキスタン 2,400俵)
キャンセル:▲20,200俵 (トルコ ▲8,800俵 / サルバドール ▲4,000俵 / パキスタン ▲3,300俵)
船積:348,300俵 (中国 123,500俵 / ベトナム 89,900俵 / トルコ 49,900俵)
ピマ
成約:5,900俵 (ペルー 2,200俵 / インド 1,800俵 / 中国 1,300俵)
キャンセル:▲1,000俵 (パキスタン ▲900俵 / ホンジュラス ▲100俵)
船積:5,900俵 (中国 3,500俵 / トルコ 800俵 / サルバドール 800俵)
2020/2021 CROP
アップランド
成約:148,400俵 (ベトナム 100,300俵 / 中国 24,200俵 / トルコ 17,700俵)
ピマ
成約:なし
END.