2012年11月30日金曜日

NY FUTURES NOVEMBER 29,2012

ICE Futures
NOVEMBER 29,2012
Open High Low Settle Change
Dec 71.73 72.45 71.73 71.75 + 52
Mar 72.64 73.98 72.27 73.35 + 72
May 73.15 74.55 73.15 74.02 + 57
Jly 74.70 75.30 74.50 74.67 + 35
Oct - - - 76.29 + 26
Dec 76.80 77.56 76.78 76.92 + 25
Mar - - - 77.43 + 36
May - - - 77.27 + 35
Jly - - - 76.90 + 33
Oct - - - 79.24 + 33
Estimated electronic turnover: 23,700 contracts

ユーロ高/ドル安基調を背景に商品市場は全体的に上昇する展開となった。
NY棉花定期相場は外部市場の強い地合い並びに米国朝方に発表される米農務省による
米棉週間輸出成約報告への期待感から寄り付き直後から
緩やかに上昇。同報告で中国向け新規成約の数字を中心に市場参加者の期待に沿う内
容とはならなかったことから一時売り優勢に傾くも、
取引終盤にかけて技術的要因による買いが入り相場は押し上げられ中心限月3月限は
72ポイント高73.35セントで当日の高値付近で取引を終えた。


以下、米棉週間輸出成約レポートの数字。

2012/13 CROP
・アップランド 
成約: 300,300俵 (中国83,300俵/メキシコ63,100俵/トルコ54,900俵) 
(サルバドール▲400俵)
船積: 126,900俵 (中国67,800俵/トルコ10,900俵/メキシコ9,400俵)  

・ピマ
成約: 10,600俵 (トルコ4,900俵/中国2,200俵/ドイツ1,300俵)

船積: 15,300俵 (中国8,300俵/インド3,000俵/バングラディッシュ1,700俵)
            
2013/14 CROP
・アップランド 
成約: 14,300俵 (メキシコ81,400俵/ペルー3,500俵/韓国900俵)
         (ベトナム71,500▲俵)

・ピマ
成約: 0俵
        

END.

2012年11月29日木曜日

NY FUTURES NOVEMBER 28,2012

ICE Futures
NOVEMBER 28,2012
Open High Low Settle Change
Dec 70.71 71.30 70.71 71.23 + 19
Mar 72.48 72.79 71.65 72.63 + 11
May 73.19 73.53 72.49 73.45 + 17
Jly 73.64 74.36 73.43 74.32 + 14
Oct - - - 76.03 + 13
Dec 76.00 76.59 75.73 76.67 + 10
Mar - - - 77.07 - 10
May - - - 76.92 - 20
Jly - - - 76.57 + 10
Oct - - - 78.91 + 10
Estimated electronic turnover: 11,900 contracts

ユーロ安/ドル高の動きや米国財政の崖問題をめぐる先行き不透明感を背景に商品市
場は全体的に軟調地合いとなった。
NY棉花定期相場は他の商品市場と歩調を合わせる形で取引前半は下落基調の展開と
なったが、取引終盤よりドル安方向の動きを
背景に商品相場全般が回復すると棉花相場も当日の下げ幅を解消す形で中心限月3月
限が寄り付き付近まで戻し11ポイント高
72.63セントで取引を終えた。材料不足の中、出来高は低調。

END.

2012年11月28日水曜日

NY FUTURES NOVEMBER 27,2012

ICE Futures
NOVEMBER 27,2012
Open High Low Settle Change
Dec 71.48 71.48 71.26 71.04 - 22
Mar 72.46 72.92 72.31 72.52 - 10
May 73.29 73.70 73.09 73.28 - 17
Jly 74.43 74.63 74.01 74.18 - 22
Oct - - - 75.90 - 18
Dec 76.16 76.95 76.16 76.57 - 6
Mar - - - 77.17 - 6
May - - - 77.12 - 16
Jly - - - 76.47 - 16
Oct - - - 78.81 - 16
Estimated electronic turnover: 12,500 contracts

ユーロ圏財務省と国際通貨基金(IMF)がギリシャ債務削減策について合意したことを
受け一時ユーロ高/ドル安に推移するも、
楽観的見方が弱まりユーロが押し戻されたことを背景に穀物除く商品市場は全体的に
軟調地合いとなった。
NY棉花定期相場は外部市場の影響や技術的要因による取引が中心となり一営業日を通
して方向感なく狭い範囲で推移し、前日比終値と
変わらず中心限月3月限は10ポイント安72.52セントで取引を終えた。

END.

2012年11月27日火曜日

NY FUTURES NOVEMBER 26,2012

ICE Futures
NOVEMBER 26,2012
Open High Low Settle Change
Dec 70.45 71.26 70.13 71.26 +143
Mar 71.60 72.98 71.47 72.62 +119
May 72.31 73.79 72.30 73.45 +124
Jly 72.35 74.74 73.33 74.40 +118
Oct - - - 76.08 +118
Dec 76.09 76.84 75.51 76.63 +118
Mar - - - 77.23 +113
May - - - 77.28 +102
Jly - - - 76.63 +102
Oct - - - 78.97 +102
Estimated electronic turnover: 18,200 contracts

ドルが安定した推移をする中、株式市場・商品市場は全体的に軟調地合いの展開と
なった。
しかし、NY棉花定期相場は寄り付きから米国夜間取引にかけて方向感なく推移したあ
と、米国朝方より穀物相場の上昇に連動する形で反発し
取引終盤まで堅調な推移を維持。引けにかけて若干売り戻されるも昨日の下げ幅を解
消する形で中心限月3月限は143ポイント高72.62セントで
取引を終えた。年末商戦に向けた実需筋の買いも相場を支援している模様。


米農務省によれば、米国全体平均でこれまでに89%の収穫が完了したとのこ
と。

END.

2012年11月26日月曜日

NY FUTURES NOVEMBER 23,2012

ICE Futures
NOVEMBER 23,2012
Open High Low Settle Change
Dec 72.25 72.73 69.50 69.83 - 255
Mar 72.60 73.12 71.28 71.43 - 123
May 73.37 73.80 72.13 72.21 - 116
Jly 74.28 74.69 73.11 73.22 - 109
Oct - - - 74.90 - 109
Dec 76.67 76.70 75.40 75.45 - 114
Mar - - - 76.10 - 145
May - - - 76.26 - 145
Jly - - - 75.61 - 145
Oct - - - 77.95 - 145
Estimated electronic turnover: 16,000 contracts

ギリシャ支援協議が進展するとの期待やドイツIFO景況感指数が改善したことを背景
にユーロ高/ドル安となり株式市場・商品市場は全体的に強い地合いとなった。
NY棉花定期相場は外部市場の強い地合いの影響並びに米国朝方に発表される米棉週間
輸出成約報告で中国向け新規成約の数字が20万俵に達するとの市場期待から取引前半
は小高く
推移した。しかし、同報告発表を境に中国向け新規成約の数字が市場予想の20万俵に
到達しなかったことを嫌気し期近12月限は69.50セント、期先3月限は71.28セントま

急落。引けにかけて、相場が20日移動平均線付近に達したことから技術的要因により
支持され若干回復して12月限は255ポイント安69.83セント、3月限は123ポイント安
71.43セントで取引を終えた。


2012/13 CROP
・アップランド 
成約: 397,800俵 (中国95,700俵/パキスタン95,200俵/トルコ64,200俵) 
(サルバドール▲400俵)
船積: 132,500俵 (中国53,000俵/メキシコ27,400俵/トルコ17,600俵)  

・ピマ
成約: 33,400俵 (中国23,700俵/トルコ2,100俵/パキスタン2,000俵)

船積: 15,600俵 (中国11,900俵/インド1,900俵/パキスタン1,300俵)
            
2013/14 CROP
・アップランド 
成約: 195,400俵 (ベトナム71,500俵/メキシコ71,500俵/トルコ37,400俵)

・ピマ
成約: 0俵
        

END.

2012年11月22日木曜日

NY FUTURES NOVEMBER 21,2012

ICE Futures
NOVEMBER 21,2012
Open High Low Settle Change
Dec 72.50 72.85 72.10 72.38 - 12
Mar 72.49 72.98 72.12 72.66 + 17
May 72.80 73.78 72.80 73.37 + 3
Jly 74.16 74.65 74.04 74.31 unch
Oct 75.64 75.64 75.64 75.99 unch
Dec 76.40 76.95 76.14 76.59 + 15
Mar - - - 77.55 + 10
May - - - 77.71 + 26
Jly - - - 77.06 + 41
Oct - - - 79.40 + 41
Estimated electronic turnover: 19,300 contracts

NY棉花定期相場は米国祝日を翌日に控え薄商いとなる中、期近12月限/期先3月限は寄
り付きからほぼ横ばい推移したあと
第一回受渡通知日を目前に控えた手仕舞いの動きに関連して取引終盤より12月限は若
干下げて12ポイント安72.38セント、
期先3月限は若干上げ17ポイント高72.66セントと別方向の展開で取引を終えた。ここ
最近の相場は12月限/3月限共に引値を
72セント台に付けており安定した推移となっている。

米国11月22日(木)は祝日の為、NY定期相場は休場。


END.

2012年11月21日水曜日

NY FUTURES NOVEMBER 20,2012

ICE Futures
NOVEMBER 20,2012
Open High Low Settle Change
Dec 71.99 72.84 71.71 72.50 + 45
Mar 72.06 72.87 71.71 72.49 + 43
May 73.15 73.75 72.95 73.34 + 34
Jly 74.10 74.70 74.02 74.31 + 39
Oct - - - 75.99 + 49
Dec 76.00 76.80 76.00 76.44 + 55
Mar - - - 77.45 + 55
May - - - 77.45 + 55
Jly - - - 76.65 + 55
Oct - - - 78.99 + 55
Estimated electronic turnover: 24,000 contracts

NY棉花定期相場は前日取引終盤の下げの流れを引き継ぐ形で寄り付き安値を付けたあ
と、20日間移動平均線71.77セント付近に達したことから下げ止まり、
取引前半は方向感定まらない展開となった。取引が本格化する米国朝方よりアジア諸
国を中心とした実需筋の買いや、米国11月26日(月)の
第一回受渡通知日を前にした期近12月限から期先3月限へのポジション乗換えの動き
に関連して小高く推移し12月限は45ポイント高72.50セント、
3月限は43ポイント高72.49セントで取引を終えた。

インドの10月度棉糸輸出高は94,462トン(前月比約45%増)。中国の備蓄在庫政策の恩
恵を受ける形で拡大しているとのこと。

END.

2012年11月20日火曜日

NY FUTURES NOVEMBER 19,2012

ICE Futures
NOVEMBER 19,2012
Open High Low Settle Change
Dec 72.58 73.26 71.96 72.05 - 68
Mar 72.54 73.15 71.90 72.06 - 58
May 73.33 74.05 72.87 73.00 - 54
Jly 74.43 74.95 73.85 73.92 - 61
Oct - - - 75.50 - 75
Dec 76.58 77.00 76.00 75.89 - 89
Mar 76.90 76.90 76.90 76.90 - 73
May - - - 76.90 - 63
Jly - - - 76.10 - 63
Oct - - - 78.44 - 63
Estimated electronic turnover: 23,100 contracts

「財政の崖」問題を巡る協議が解決に向けて進展しているとの楽観的見方やギリシャ
債務問題への支援実施見通しが立てられたことを背景にユーロ安/ドル高。
これに伴い株式市場・商品市場全般は上昇する展開となった。
NY棉花定期相場は米国寄り付きから朝方まで小高く推移し期近12月限/期先3月限は73
セント前半まで上昇したあと、技術的要因並びに中国を中心とした実需筋の買いが
一旦落ち着いたことから終盤より下落基調となり12月限は68ポイント安72.05セン
ト、3月限は58ポイント安72.06セントで取引を終えた。期近12月限は72セント付近で
底堅い感がある模様。

米農務省の報告によれば、米棉の収穫は全体平均で84%が完了したとのこと。


END.

2012年11月19日月曜日

NY FUTURES NOVEMBER 16,2012

New York
NOVEMBER 16,2012
Open High Low Settle Change
Dec 73.76 74.47 72.18 72.73 -123
Mar 72.12 72.74 71.77 72.64 + 40
May 72.78 73.62 72.62 73.54 + 42
Jly 73.76 74.60 73.63 74.53 + 43
Oct - - - 76.25 + 33
Dec 76.25 76.85 75.95 76.78 + 25
Mar - - - 77.63 + 10
May - - - 77.53 - 10
Jly - - - 76.73 - 10
Oct - - - 79.07 - 10
Estimated electronic turnover: 30,000 contracts

先週金曜日のNY棉花定期相場は寄付き後から米国朝方まで小高く推移したあと、取引
後半より期近12月限と期先3月限は別方向の展開となった。
12月限は最近の実需筋の買いによる相場上昇を受けた手仕舞い売りが先行し123ポイ
ント安72.73セントで取引を終え、3月限は
期近12月限売り/期先3月限買いのポジション乗換えの動きや米棉週間輸出成約報告に
おける新規成約の数字が概ね市場参加者の
期待に添う内容であったことが支援材料となり40ポイント高72.64セントで取引を終
えた。


以下、米棉週間輸出成約レポートの数字。

2012/13 CROP
・アップランド 
成約: 370,100俵 (パキスタン121,300俵/中国72,600俵/トルコ65,800俵) 
(バングラディッシュ▲5,500俵/サルバドール▲400俵)
船積: 106,100俵 (中国51,700俵/メキシコ14,600俵/トルコ9,900俵)  

・ピマ
成約: 41,000俵 (中国14,700俵/インド10,200俵/インドネシア8,500俵)

船積:  7,100俵 (中国3,800俵/インド2,300俵/バングラディッシュ700俵)
            
2013/14 CROP
・アップランド 
成約: 2,200俵 (メキシコ2,200俵)

・ピマ
成約: 0俵
        

END.

2012年11月16日金曜日

NY FUTURES NOVEMBER 15,2012

ICE Futures
NOVEMBER 15,2012
Open High Low Settle Change
Dec 71.51 74.63 71.51 73.96 +233
Mar 71.55 72.49 71.32 72.24 + 98
May 72.80 73.30 72.44 73.12 + 72
Jly 73.95 74.35 73.25 74.10 + 60
Oct - - - 75.92 + 60
Dec 76.20 76.80 76.00 76.53 + 63
Mar - - - 77.53 + 63
May - - - 77.63 + 63
Jly - - - 76.83 + 63
Oct - - - 79.17 + 63
Estimated electronic turnover: 31,800 contracts

米国の「財政の崖」問題への懸念並びに第3・四半期ユーロ圏域内総生産(GDP)の統計
で景気後退局面入りしたこが
明らかになったことを背景に株式市場・商品市場全般は軟調地合いとなった。
NY棉花定期相場も外部市場の影響を受けて寄り付き後から米国夜間取引にかけては軟
調な推移となるが、取引が本格化する朝方より
投機筋によるショートカバー並びに実需筋の買いが入り相場は勢いよく反発。期近12
月限は233ポイント高73.96セント、期先3月限は
98ポイント高72.24セントで取引を終えた。市場参加者は米農務省による今週の米棉
週間輸出成約報告の新規成約高が中国向けを中心に
高水準になると期待しているとのこと。

END.

2012年11月15日木曜日

NY FUTURES NOVEMBER 14,2012

ICE Futures
NOVEMBER 14,2012
Open High Low Settle Change
Dec 70.70 71.85 70.57 71.63 + 82
Mar 70.57 71.67 70.57 71.26 + 65
May 72.05 72.68 71.91 72.40 + 75
Jly 73.21 73.57 73.10 73.50 + 67
Oct - - - 75.32 + 67
Dec 75.53 75.92 75.32 75.90 + 62
Mar 76.64 76.64 76.64 76.90 + 77
May 77.00 77.00 77.00 77.00 +142
Jly - - - 76.20 +142
Oct - - - 78.54 +142
Estimated electronic turnover: 26,800 contracts

スペイン、ギリシャの債務問題への懸念後退を背景としたユーロ高/ドル安に伴い、
商品市場は全体的に上昇する展開となった。
これに連動する形でNY棉花定期相場も寄付き当日安値を付けたあとは一時的に生産筋
の売りが入り相場を下げる場面があったものの
一営業日を通して上昇基調を維持し、期近12月限は82ポイント高71.63セント、期先3
月限は65ポイント高71.26セントで取引を終えた。
しかし、世界の需給バランスにおいて依然として供給過多であることから棉花市場の
軟調地合いは続くとみられている。

END.

2012年11月14日水曜日

NY FUTURES NOVEMBER 13,2012

ICE Futures
NOVEMBER 13,2012
Open High Low Settle Change
Dec 70.63 71.28 70.41 70.81 - 7
Mar 71.20 71.20 70.53 70.61 - 59
May 72.22 72.22 71.58 71.65 - 75
Jly 73.38 73.38 72.70 72.83 - 76
Oct - - - 74.65 - 76
Dec 75.55 75.60 75.09 75.28 - 82
Mar - - - 76.13 - 82
May - - - 75.58 - 72
Jly - - - 74.78 - 60
Oct - - - 77.12 - 60
Estimated electronic turnover: 42,900 contracts

NY棉花定期市場はファンド筋による12月限から3月限へのポジション乗り換えの取引
が中心となった。棉花相場は寄り付きから穀物相場の
軟調地合いに連動する形で弱含みに推移し、期近12月限は取引終盤に一時71.28セン
トまで反発するも最後は寄付き付近まで戻す展開で前日比変わらず
70.81セント7ポイント安、期先3月限は一営業日通して緩やかに下落し70.61セント59
ポイン安で取引を終了した。中国を中心に現在の相場水準での
引き合い並びに実需の買いがあり相場は底堅い感がある。しかし、中国の国家備蓄在
庫用の買い付けが止まれば相場は下落する可能性があるとのこと。

END.

2012年11月13日火曜日

NY FUTURES NOVEMBER 12,2012

ICE Futures
NOVEMBER 12,2012
Open High Low Settle Change
Dec 69.79 71.69 69.60 70.88 +130
Mar 70.40 71.94 70.10 71.20 + 76
May 71.72 73.11 71.52 72.40 + 68
Jly 72.81 74.10 72.70 73.59 + 78
Oct - - - 75.41 + 89
Dec 75.00 76.58 75.00 76.10 +126
Mar - - - 76.95 +108
May - - - 76.30 +125
Jly - - - 75.38 +125
Oct - - - 77.72 +125
Estimated electronic turnover: 62,100 contracts

米国の「財政の崖」問題を巡る議論の長期化の予想や根強い欧州経済の不透明感を背
景に投資家の警戒感は強く株式市場・商品市場は比較的静かな展開となった。
NY棉花定期相場は外部市場と歩調を合わせる形で寄り付きから米国夜間取引にかけて
は比較的狭い範囲で推移したが、取引が本格化する朝方よりファンド筋によるショー
ト・カ
バーが入り、また、依然としてアジア諸国を中心に実需の買いがあることから相場は
71セント台後半まで急反発。取引終盤にかけては当日の上げ幅を半分ほど戻したあと
最後
は方向感定まらない展開となり、期近12月限は130ポイント高70.88セント、期先3月
限は76ポイント高71.20セントで取引を終えた。

中国の10月度の棉花輸入量は前年比7.8%増の1.25百万俵となっている。

END.

2012年11月12日月曜日

NY FUTURES November 9, 2012

ICE Futures
November 9, 2012
Open High Low Settle Change
Dec 69.47 70.02 69.11 69.58 + 32
Mar 70.39 70.73 69.79 70.44 + 10
May 71.59 71.99 71.09 71.72 + 14
Jly 72.59 73.08 72.23 72.81 + 29
Oct - - - 74.52 + 38
Dec 74.48 75.28 74.41 74.84 + 28
Mar - - - 75.87 + 31
May 75.50 75.50 75.50 75.05 + 32
Jly - - - 74.13 + 32
Oct - - - 76.47 + 32
Estimated electronic turnover: 49,000 contracts

米農務省による11月9日(金)の世界需給報告において、大豆を中心に単収予想が上方
修正が示されたことが材料視され穀物相場は下落する展開となった。
棉花においても同報告の予想で今季の世界期末在庫が80.27百万俵(前月比+1.16百万
俵)と上方修正、及び世界最大の消費国である中国の国内消費量が
35.50百万俵(前月比-0.5百万俵)と下方修正されたことから棉花市場においては弱い
内容となった。しかし、アジア諸国を中心に大口ではないが安定した実需の買い
があることや中国政府の今後の備蓄在庫政策の動向を睨みながら相場は底堅く比較的
狭い範囲での取引となった。取引終盤に当日安値69.11セントを付けたあと
引けにかけて回復したことから期近12月限は32ポイント高69.58セント、期先3月限は
10ポイント高70.44セントで取引を終えた。



12/13年度 世界需給予想
(単位 : 百万俵)
        季初在庫  生産   輸入  国内消費  輸出 季末在庫
世界全体   
OCT. 69.56  116.32  36.46 106.87 36.45 79.11
       NOV. 69.63  116.83  36.60 106.33 36.60 80.27
 
米国
OCT. 3.30 17.29 0.01 3.40 11.60 5.60
NOV. 3.35 17.45 0.01 3.40 11.60 5.80
ブラジル
OCT. 7.99 6.50 0.05 4.10 4.00 6.59
NOV. 7.99 6.50 0.05 4.10 4.00 6.59

インド
OCT. 7.72 25.50 1.00 22.00 3.50 8.72
NOV. 7.72 25.50 1.00 22.00 3.50 8.72
中国
OCT. 30.18 31.50 11.00 36.00 0.08 36.61
NOV. 30.18 31.50 11.00 35.50 0.08 37.11

オーストラリア
OCT. 3.52 4.25 0.005 0.04 4.35 3.53
NOV. 3.52 4.25 0.005 0.04 4.25 3.63


END.

2012年11月9日金曜日

NY FUTURES NOVEMBER 8,2012

ICE Futures
NOVEMBER 8,2012
Open High Low Settle Change
Dec 70.00 70.25 69.03 69.26 - 57
Mar 71.25 71.45 70.02 70.34 - 73
May 72.29 72.62 71.22 71.58 - 64
Jly 73.30 73.55 72.15 72.52 - 60
Oct - - - 74.14 - 75
Dec 75.80 75.80 74.35 74.56 -101
Mar - - - 75.56 -104
May - - - 74.73 - 82
Jly - - - 73.81 - 48
Oct - - - 76.15 - 1
Estimated electronic turnover: 50,600 contracts

欧米経済の先行き不透明感やユーロ安/ドル高を背景に株式市場全般が軟調地合いの
展開となった。
NY棉花定期相場はファンド筋によるポジション乗換えの動きが活発化する中、寄り付
きから米国夜間取引にかけて狭い範囲(69.84-70.25)で取引されたあと、
取引が本格化する朝方より米国時間11月9日に控えた米農務省による世界需給報告及
び12月限オプション取引期限日を前にした手仕舞い売りが入り相場は下落基調となっ
た。

中心限月12月限は当日安値69.03セントまで下げたあと、取引終盤にかけては方向感
定まらない展開で57ポイント安69.26セントで取引を終えた。
米農務省による米棉週間輸出成約報告では、中国向けを中心に新規成約の数字が市場
参加者の期待に沿う内容となったものの投資家の買い材料には至らなかった模様。



以下、米棉週間輸出成約レポートの数字。

2012/13 CROP
・アップランド 
成約: 266,000俵 (中国126,300俵/トルコ65,000俵/パキスタン30,600俵) 
(サルバドール▲1,100俵)
船積:  110,700俵 (中国54,000俵/トルコ16,900俵/メキシコ15,700俵)  

・ピマ
成約: 4,800俵 (中国3,300俵/タイ1,300俵/トルコ400俵)
(スイス▲400俵)

船積:  13,400俵 (中国7,400俵/インド1,400俵/タイ1,400俵)
            
2013/14 CROP
・アップランド 
成約: 5,600俵 (メキシコ5,600俵)

・ピマ
成約: 0俵
        

END.

2012年11月8日木曜日

NY FUTURES NOVEMBER 7,2012

ICE Futures
NOVEMBER 7,2012
Open High Low Settle Change
Dec 70.08 70.54 69.80 69.83 - 27
Mar 71.27 71.74 70.91 71.07 - 17
May 72.59 72.83 72.04 72.22 - 16
Jly 73.45 73.69 73.00 73.12 - 13
Oct - - - 74.89 - 3
Dec 76.00 76.00 75.38 75.57 - 7
Mar - - - 76.60 - 7
May - - - 75.55 - 7
Jly - - - 74.29 - 7
Oct - - - 76.16 - 7
Estimated electronic turnover: 33,300 contracts

米大統領選を終え、投資家の視点が米国の「財政の崖」に移行したことや、ドル高並
びに欧州経済の不透明感を背景に株式市場・商品市場は全体的に下落基調となった。
NY棉花定期相場は取引前半は70セント台で小動きする展開であったが、米国朝方にな
ると世界的景気低迷による需要不足を弱材料視していることや、
インデック・ファンドによる12月限から3月限へのポジション移動の動きに関連し相
場は下落基調となり中心限月12月限は米国7月25日以来の引値ベース
で70セント台を割る69.83セント27ポイント安で取引を終えた。

END.

2012年11月7日水曜日

NY FUTURES NOVEMBER 6.2012

ICE Futures
NOVEMBER 6,2012
Open High Low Settle Change
Dec 70.40 71.10 70.01 70.10 - 30
Mar 71.65 72.34 71.16 71.24 - 41
May 72.75 73.35 72.30 72.38 - 37
Jly 73.72 74.30 73.20 73.25 - 45
Oct - - - 74.92 - 39
Dec 76.00 76.31 75.48 75.64 - 27
Mar 77.10 77.10 77.10 76.67 - 24
May - - - 75.62 - 22
Jly - - - 74.36 - 8
Oct - - - 76.23 + 4
Estimated electronic turnover: 27,000 contracts

定期小安く引き続き狭いレンジでの取引。 
12月切は取引前半のアジア時間では堅調に推移したが米国時間に入り終盤で下値を付
けた。
終値ではかろうじて70セント台を維持している。本年7月以降は引値ベースではまだ
70セントを割っていない。
実需では限定的だがまだ中国のトレーダー、紡績筋からの買いが入っている。
一方他の商品相場はドルの売戻しから反発した。
12月切のオプション取引は今週金曜日に最終日を迎える。


End

2012年11月6日火曜日

NY FUTURES NOVEMBER 5,2012

ICE Futures
NOVEMBER 5,2012
Open High Low Settle Change
Dec 70.20 70.53 69.95 70.40 + 5
Mar 71.46 71.78 70.94 71.65 + 21
May 72.55 72.80 72.20 72.75 + 5
Jly 73.81 73.81 73.11 73.70 - 9
Oct - - - 75.31 - 6
Dec 75.70 76.00 75.19 75.91 - 6
Mar - - - 76.91 - 1
May - - - 75.84 - 1
Jly - - - 74.44 - 1
Oct - - - 76.19 - 1
Estimated electronic turnover: 22,400 contracts

NY棉花定期相場は一営業日を通して方向感が定まらず狭い範囲で売り買い錯綜する展
開となった。
中心限月12月限の当日の取引範囲は58ポイントとほぼ横ばい推移の状態であったが、
取引終盤に4営業日連続で70セント台割れを試すも
引けにかけて回復し前日比変わらず70.40セント5ポイント高で取引を終了した。

今週末からファンド筋による限月乗換えが本格化するとの報告がある。


END.

2012年11月5日月曜日

NY FUTURES NOVEMBER 2,2012

New York
NOVEMBER 2,2012
Open High Low Settle Change
Dec 70.28 70.54 69.66 70.35 +14
Mar 71.51 71.78 70.78 71.44 - 6
May 72.92 72.92 72.05 72.70 - 4
Jul 74.07 74.07 73.23 73.79 - 9
Oct - - - 75.37 - 9
Dec 76.22 76.22 75.45 75.97 -15
Mar - 76.92 - - -15
May - - - 75.85 -15
Jul - - - 74.45 +34
Oct - - - 75.99 +34
Estimated electronic turnover: 21,700 contracts

米雇用統計の指標改善や株式市場全般の下落を背景に安全資産としてのドルが買われ
る展開。ドル高並びに株式市場の軟調な動きに連動して商品市場全般も下落した。
一方、NY棉花定期相場は寄り付きから米国夜間取引にかけてはほぼ横ばい状態で静か
な展開であったが、米国朝方に一日遅れで発表された米棉週間輸出成約報告の数字が
市場参加者の
期待に沿う内容ではなかったことから中心限月12月限は3日連続で70セント台を一時
割ったあと終盤にかけて寄り付き付近まで戻す形で12月限は14ポイント高70.35セン
トで取引を終えた。

米棉週間輸出成約報告について、比較的強いピマ棉に対する海外からの需要が相場を
支援している一方で、アップランド棉の新規成約は4週間平均の数字より36%減少、
輸出船積みは10%減少となっている。


以下、米棉週間輸出成約レポートの数字。

2012/13 CROP
・アップランド 
成約: 96,800俵 (中国31,200俵/トルコ15,100俵/ベトナム8,800俵) 
(サルバドール▲400俵)
船積:  110,700俵 (中国40,300俵/メキシコ15,400俵/トルコ11,800俵)  

・ピマ
成約: 2,900俵 (中国1,700俵/バングラディッシュ400俵/パキスタン400俵)
(メキシコ▲100俵/ペルー▲100俵/日本▲100俵/スイス▲100俵
/)
船積:  18,400俵 (中国5,200俵/エジプト4,200俵/トルコ2,600俵)
            
2013/14 CROP
・アップランド 
成約: 3,700俵 (メキシコ2,400俵/タイ1,300俵)

・ピマ
成約: 0俵
        

END.

2012年11月2日金曜日

NY FUTURES NOVEMBER 1,2012

ICE Futures
NOVEMBER 1,2012
Open High Low Settle Change
Dec 70.34 70.75 69.80 70.21 + 14
Mar 71.67 71.98 71.00 71.50 + 11
May 72.97 72.97 72.20 72.74 + 17
Jly 73.97 74.25 73.33 73.88 + 16
Oct - - - 75.46 + 16
Dec 76.12 76.19 75.69 76.12 + 19
Mar - - - 77.07 + 19
May - - - 76.00 - 56
Jly - - - 74.11 -201
Oct - - - 75.86 -20
Estimated electronic turnover: 31,800 contracts

ドル安及び中国の10月度製造業購買担当者景気指数(PMI)が49.5(前月比+1.6)に上向
いたことや一連の米雇用関連指数が
市場予想を上回る良好な内容となったことを好感し株式市場・商品市場は全体的に強
い地合いとなった。
NY棉花定期相場は寄り付きから米国夜間取引にかけて小高く推移したあと米国朝方よ
り反落し一旦中心限月12月限は69.80セントまで
売り試されるも、すぐに売られ過ぎ感からの買い戻しにより回復し12月限は14ポイン
ト高70.21セントで取引を終えた。
インド南部棉作地でのサイクロンによる被害があったとの報も若干強材料視された模
様。

END.

2012年11月1日木曜日

NY FUTURES OCTOBER 31,2012

ICE Futures
OCTOBER 31,2012
Open High Low Settle Change
Dec 70.92 71.86 69.83 70.07 - 85
Mar 72.22 72.98 71.10 71.39 - 61
May 73.61 73.91 72.30 72.57 - 56
Jly 74.67 75.00 73.41 73.72 - 49
Oct - - - 75.30 - 44
Dec 77.00 77.00 75.60 75.93 - 55
Mar - - - 76.88 - 68
May - - - 76.56 - 68
Jly - - - 76.12 - 68
Oct - - - 77.87 - 68
Estimated electronic turnover: 48,500 contracts

NY棉花定期相場は、穀物含めた商品市場の全体的な上昇に歩調を合わせる形で寄り付
きから小高く推移いするも、
米国朝方よりインデックスファンドによる米国時間12月26日の第一回受渡通知日を控
えた限月乗換えの動き並びに
投資家による月末のポジション清算の売り圧力が加わったことで下落基調に一転し
た。
中心限月12月限は取引終盤に70セント台を割り当日安値69.83セントを付けたあと、
引けにかけて売り過ぎ感からの買い戻しが入り
70セント台に回復して12月限は85ポイント安70.07セントで取引を終えた。

米農務省による米棉作況報告によれば、米棉全体平均で96%のボールが開き、ハーベ
ストが50%完了した。


END.