2020年6月22日月曜日

NY FUTURES JUNE 19,2020

ICE COTTON FUTURES

Jun 19, 2020

       Open  High  Low   Close Change

Jul 20 61.03 62.00 61.03 61.56 +.39

Oct 20 59.74 60.16 59.60 59.90 +.53

Dec 20 59.50 60.19 59.36 59.81 +.29

Mar 21 60.02 60.82 60.00 60.56 +.34

May 21 60.68 61.29 60.68 61.12 +.39

Jul 21 61.29 61.54 61.21 61.44 +.40

Oct 21 60.00 60.00 60.00 60.41 -.13

Dec 21 59.89 60.12 59.72 59.91 +.26

Mar 22   -     -     -   60.76 +.26

May 22   -     -     -   61.41 +.26

ICE estimated futures volume:18,500

 

NY定期7月限は、前日引値からやや値を下げて寄り付いたが、その後は小幅な動きで値を上げ続け、最終的に前日比39ポイント高の61.56/LBで引けた。12月限も寄り付き後から値を上げていき、幾度か心理的抵抗線の60.00/LBを抜ける場面も見られたが、引けにかけて値を下げていき、前日比29ポイント高の59.81/LBで引けた。

出来高は、18,500枚。

 

【相場動向要因】

 

米国綿花市場は期近7月限を含め、全体的に値を上げた。ポンペオ米国務長官と中国の楊共産党政治局員がハワイでの非公式会合で会談し、中国側が年初に交わした米中第一段階合意を改めて履行する旨を示したことが好感された模様。中国外務省のスポークスマンである趙立堅氏は「現在、詳細については明かすことはできない」としながらも、中国が米国から購入予定の農産物には10億ドル分の米綿が含まれているとされており、事実、今週発表された週間輸出成約でも中国の米綿新規成約は堅調な数量を維持していた。他の米穀物市場では大豆とコーンが値を上げ、小麦が値を下げた。

 

また米国現地624日に迎える期近7月限の第一回受渡通知日まであと2営業日となっていることから、投機筋によるショートポジションの清算に伴った買いなども相場に影響し、米国現地時間の日中にはトレーダーらによる値決めも行われた様子。昨日時点で7月限の未決済建玉は10,564枚残っている

 

一方、米国株式市場は、米国アリゾナ州とフロリダ州にて新型コロナウィルス感染者が大きく増加したことが報じられ、「第2波」による経済への影響が懸念され、ダウ平均株価が前日比208.64ドル安の25871.46ドルと3営業日連続で下落した。

 

END.