ICE No. 2 Cotton
October 9, 2025
Open High Low Settle Change
Oct '25 - - - 62.03 -44
Dec '25 64.92 65.28 64.41 64.47 -44
Mar '26 66.77 67.09 66.28 66.34 -42
May '26 68.13 68.34 67.61 67.66 -40
Jul '26 69.29 69.51 68.77 68.83 -38
Oct '26 - - - 68.39 -30
Dec '26 68.64 68.81 68.28 68.33 -24
Mar '27 68.87 68.88 68.87 68.88 -20
May '27 69.35 69.35 69.35 69.35 -11
Jul '27 69.73 69.73 69.73 69.73 -1
ICE estimated futures volume: 43,100
期近12月限は、寄り付きから動意薄で推移し、米国での取引が活発化すると引けにかけて弱気の展開を見せた。
最終的に、前日比44ポイント安の64.47/LBで引けた。
推定出来高は43,100枚。
【相場要因】
本日の期近12月限は、寄り付きから65.00/LBの水準で推移するものの、
米国時間の午前にリスクオフの動きに伴う売り圧力により、値を下げて引けた。
米国政府のシャットダウンは9日目に突入。
そのため、10月の需給報告の発表は見送り、更には2週連続で週間輸出報告およびCFTCレポートの発表についても先送りとなっている模様。
綿花以外の相場についても、概ね小幅に下げて引けており、市場全体でリスクオフのムードが窺える。
技術的に12月限は、64.16/LBと64.24/LBの水準にダブルボトムを形成している模様。
一部のアナリストによると、上値は10日移動平均の65.28/LBが、抵抗線として確認されているとのこと。
ドバイで開催されているICA(国際綿花協会)の会合は本日で最終日を迎える。
その中で、Louis Dreyfus Company社のJoe Nicosia氏、Gherzi 社のUday Gill 氏、 Standard Chartered BankのCarla Slim氏らの講話が行われた。
Joe Nicosia氏は、綿花業界が政府やメディアと手を組むことでより多くの可能性が広がることについて述べ、
Uday Gill 氏は、衣料製造における綿の技術的強みについて述べられた。
Carla Slim氏は、湾岸協力会議(GCC)と世界経済の見通しについて述べられた。
会合は今夜、Louis Dreyfus Company社のPierre Chehab氏へ正式なICA会長職の引き継ぎ式で締めくくられる。
END