ICE No. 2 Cotton
MARCH 31,2025
Open High Low Settle Change
May '25 66.80 66.97 65.99 66.83 -7
July '25 68.01 68.12 67.34 67.99 -11
Oct '25 - - - 69.84 -11
Dec '25 70.00 70.02 69.33 69.92 -17
Mar '26 71.10 71.15 70.53 71.05 -18
May '26 71.43 71.78 71.27 71.72 -15
July '26 71.84 72.14 71.69 72.10 -13
Oct '26 70.09 70.44 70.09 70.44 +22
Dec '26 68.80 69.37 68.80 69.34 +18
Mar '27 - - - 70.25 +18
ICE estimated futures volume: 56,900
5月限は小安く寄り付き、作付予想面積が発表されると引けの手前で高値を記録した。最終的には前日比7ポイント安の66.83/LBで引けた。推定出来高は56,900枚。
【相場要因】
弱気基調が続いた綿花相場は、注目されていた2025/2026 CROPの米綿作付予想面積が発表されるも影響は限定的で若干下げてひけた。米国全体の綿花作付予想面積は987万エーカーとなり、前年比で12%減となっている。これは、2015年の860万エーカーに次いで少ない作付面積となる。アップランド綿の作付面積が前年比12%減の971万エーカーと予想され、US ピマ綿の作付面積は前年比24%減の17万エーカーと予想されている。また、テキサス州における干ばつの状況が2023年時と酷似していることから、近年と比較しても低調な収穫量になると一部で予想されている。
南テキサスの一部の畑では、先週末の豪雨の影響により現在も冠水が続いている様子。この豪雨は、地下水の供給量を改善する助けとなったものの、1フィート以上の降水量を観測した畑の作物では、品質におけるダメージが懸念される。今後は晴れて暖かく、風が強い天候が望まれている。これにより冠水が引き、湿った土壌が固まることで生育環境の改善に繋がると期待されている。
END