ICE COTTON FUTURES
September 24, 2020, 2020
Open High Low Close Change
Oct 20 - - - 63.97 +.21
Dec 20 65.25 65.52 64.65 65.46 +.21
Mar 21 66.14 66.30 65.48 66.25 +.11
May 21 66.76 67.03 66.24 66.99 +.06
Jul 21 67.39 67.70 66.91 67.63 -.01
Oct 21 66.98 67.33 66.98 66.96 +.11
Dec 21 65.60 65.87 65.10 65.82 -.03
Mar 22 66.50 66.50 66.50 66.86 -.06
May 22 - - - 67.28 -.06
Jul 22 - - - 67.58 -.06
ICE estimated futures volume:20,900
NY定期12月限は、寄り付き後から小幅に値を下げ続けていたが、米国現地で取引が本格的になると値を戻した。その後、一時急落し本日の最安値64.65/LBを付けたが、直ぐに反発。そのまま上伸し続け、最終的に前日比21ポイント高の65.46/LBで引けた。技術的には40日移動平均価格を上回った水準で推移していることから、上昇基調は続いている。
出来高は、20,900枚。
【相場動向要因】
本日、米国農務省より週間輸出成約報告が発表された。詳細は後述。2020/2021CROPアップランドの新規成約数量はキャンセル数量を含むと前週比82%減と大幅に減少。中国向け新規成約数量の急減と、メキシコ向け50,600俵が2021/2022CROPに乗換されたことが響いた。相場に対して弱材料として働くかにも見えたが、影響は限定的だった。只、ベトナムやインドネシア向けの新規成約数量は比較的堅調だった。一方、2020/2021CROPの船積数量は前週比50%増と大幅に増加。主に中国やベトナム向け船積数量が好調だった。
その他、米国議会で与野党が経済対策協議を再開することで合意。米国株式市場への影響は限定的だったようだが、下落基調にあったハイテク銘柄の上伸が株価を下支えしていたことからダウ平均は小幅反発し、前日比52.31ドル高の26,815.44ドルで引けた。
メンフィスでは熱帯低気圧「ベータ」が過ぎ去った後も、数日雨模様となり、綿作地はぬかるんだ状態となっている様子。しかし、今週末は天気が回復し、収穫作業も進むと見られている。サウスイーストでは熱帯低気圧「ベータ」が東へ抜けたあとも、場所によっては悪天候が続いているとの報告が上がっている。アラバマ南部、フロリダ・パンハンドルではハリケーン「サリー」による綿作地への被害が近々報告されるとのこと。
米国農務省週間輸出成約報告の詳細は以下の通り(Week Ending September 17, 2020);
2020/2021CROP
アップランド
成約:145,500俵 (ベトナム 51,100俵 / 中国 39,500俵 / インドネシア 22,400俵)
キャンセル:▲52,800俵 (メキシコ ▲50,600俵 / バングラディッシュ ▲2,200俵)
船積:281,900俵 (中国 117,700俵 / ベトナム 62,100俵 / インドネシア 22,400俵)
ピマ
成約:18,500俵 (インド 8,000俵 / 中国 5,700俵 / パキスタン 2,800俵)
キャンセル:なし
船積:12,900俵 (インド 6,300俵 / パキスタン 1,400俵 / ペルー 1,400俵)
2021/2022CROP
アップランド
成約:50,600俵 (メキシコ 50,600俵)
ピマ
成約:なし
END.