2020年9月3日木曜日

NY FUTURES SEPTEMBER 2,2020

ICE COTTON FUTURES

SEPTEMBER 2, 2020

       Open  High  Low   Close Change

Oct 20 64.75 64.75 64.15 64.18 -.48

Dec 20 65.40 65.96 64.76 64.96 -.44

Mar 21 66.26 66.84 65.68 65.88 -.43

May 21 67.01 67.60 66.52 66.76 -.31

Jul 21 67.66 68.16 67.15 67.46 -.18

Oct 21   -     -     -   66.45 -.19

Dec 21 65.90 66.36 65.48 65.69 -.21

Mar 22 67.32 67.32 66.50 66.68 -.27

May 22 67.73 67.73 66.92 67.10 -.45

Jul 22 67.90 67.90 67.12 67.30 -.55

ICE estimated futures volume:24,600

 

NY定期12月限は、前日引値と同値水準で寄り付いた後は方向感なく推移。しかし米国現地早朝から弱含みの展開となり、最終的に前日比44ポイント安の64.96/LBで引けた。

出来高は、24,600枚。

 

【相場動向要因】

 

本日の米国綿花市場は綿花特有のファンダメンタル乏しく、前日、前々日の上昇幅を消す展開となった。本日取引開始時の未決済建玉は前日比1,471枚増の209,578枚となり、317日以来の数量まで膨れ上がっている。一部アナリストによると、昨日の取引は投機筋による新規ロングポジションの建玉から利益確定売りによる清算を相殺したものが反映されているのではとも言われている。また期近12月限と3月限の限月間スプレッドが100ポイント近く開いており、限月間での取引も比較的活発に行われた。一方、実需筋では本日の安値圏内で紡績による値決めも一部見られたという報告が上がっている。その他の米国穀物市場では大豆とコーンは値を上げたが、小麦は値を下げた。

 

米国綿花市場はダウ平均株価が前日比454.84ドル高の29,100.50ドルで引けた。本日発表された米国の経済統計の中で、8月の非農業部門の雇用者数が前月比422,000人増で前月の増加幅よりも大きかったことを受けて、景気が緩やかに回復基調にあるとの見方が広がり値を上げた様子。

 

米国現地93日に週間輸出成約報告が発表され、市場関係者の間では中国向け新規成約数量と船積数量などに関心が寄せられている。

 

END.