2020年4月16日木曜日

NY FUTURES APRIL 15,2020

ICE COTTON FUTURES

April 15, 2020

       Open  High  Low   Close Change

May 20 52.64 53.19 51.91 52.75 +.24

Jul 20 53.01 53.90 52.40 52.80 -.38

Oct 20   -     -     -   54.82 -.26

Dec 20 55.31 55.99 54.72 54.92 -.41

Mar 21 56.53 57.14 55.99 56.18 -.34

May 21 57.37 57.91 56.79 56.94 -.43

Jul 21 58.00 58.50 57.42 57.56 -.43

Oct 21   -     -     -   56.46 -.43

Dec 21 56.50 56.50 56.11 56.16 -.43

Mar 22   -     -     -   57.26 -.33

ICE estimated futures volume:42,300

 

 

NY定期7月限は、寄り付き直後に本日の高値を付け、その後徐々に値を下げていった。

取引後半に本日の安値を付けたが、その後値を戻し、最終的に前日比38ポイント安の52.80/LBで引けた。

 

期近5月限は、全限月の中で唯一値を上げて引けており、前日比24ポイント高の52.75/LBで引けた。

期近5月限は、現地424日に第一回受渡通知日を迎える。

 

出来高は、42,300枚。

 

【相場動向要因】

本日の綿花相場は、昨日に続き、方向感の乏しい展開となった。

新型コロナウイルス拡散の影響により、依然として先行き不透明感の強い市場環境となっており、現物取引に紐づいた取引は少なかった模様。

トレーダー筋の多くは、期近限月を中心としたポジション整理を行っているとみられ、本日の出来高の83%が限月乗り換えであった。

 

本日、米国主要穀物相場および米国株式相場も軒並み値を下げて引けている。

米大手銀行の決算が発表され、貸倒引当金が重くなったことなどにより減益となったことが報じられたことで米国株式市場に売り圧力をかけた模様。

また、米国商務省が3月の米小売売上高を発表。新型コロナウイルス拡散の状況下で、事業閉鎖などが相次ぎ、前月比8.7%の減少が報じられた。市場の事前予想8.0%を下回ったことにより、これも株式市場を押し下げる要因となったとみられる。

綿花相場や米国主要穀物相場は、軟調な展開となった米国株式市場の影響もあり、価格を下げる結果となった。

 

米国現地416日には米国農務省週間輸出成約報告が発表される。

一部のアナリストからは、中国向けなどを中心に、先週に引き続き好調な輸出量が報告されるとの予想がされている一方で、成約量は、比較的低調な結果になるのではと予想されている。

 

 

END.