2020年1月14日火曜日

NY FUTURES JANUARY 10,2020

ICE COTTON FUTURES

January 10, 2020

       Open  High  Low   Close Change

Mar 20 70.50 71.39 70.35 71.31 +.62

May 20 71.68 72.50 71.49 72.46 +.60

Jul 20 72.66 73.45 72.47 73.42 +.59

Oct 20   -     -     -   73.18 +.47

Dec 20 71.76 72.50 71.76 72.48 +.37

Mar 21 72.33 72.83 72.22 72.79 +.35

May 21 72.18 72.40 72.13 72.44 +.26

Jul 21 71.86 71.98 71.65 71.98 +.12

Oct 21   -     -     -   71.08 +.12

Dec 21 70.00 70.00 70.00 70.08 +.12

ICE estimated futures volume:49,100 

 

NY定期3月限は、前日引値から少し値を下げて寄り付いた後、徐々に値を上げ、本日高値の71.39/LBをつけた。

米国農務省週間輸出成約報告が発表されると前日引値あたりまで値を下げていったが、その後ニューヨーク時間正午に米国農務省月間需給報告が発表されると買いが戻り最終的に前日比62ポイント高の71.31/LBで引けた。

出来高は、49,100枚。

 

【相場動向要因】

今週115日に予定されている米中第一段階合意署名に関して目新しい情報はない模様。

 

本日天候悪化の影響で発表が遅れていた米国農務省週間輸出成約報告が発表された。詳細は後述。

2019/2020CROP米棉の成約量・輸出量とも前週比減の結果となり、弱気材料として作用したものと思われるが、市場への影響は限定的なものであった様子。

 

その後ニューヨーク時間昼頃に米国農務省月間需給報告が発表された。

報告によると、2019/2020CROPの米棉生産量が前回報告より約11万俵下方修正され、2010万俵となった一方で、輸出量は据え置きとなっている。また、期末在庫も約10万俵下方修正されている。

生産量について州別にみると、テキサスの生産量が約20万俵下方修正されている。

世界全体では生産量が約63万俵下方修正され120.48百万俵と報告されている一方で、国内消費量が約5万俵下方修正されている。世界全体の期末在庫は、約70万俵下方修正されている。

想定内の結果だったようだが、相場に強気材料として作用し、小幅な上げ幅ながら、高値圏で引ける結果となった。

 

米国農務省週間輸出成約報告は下記の通り(Week ending Jan 02, 2020);

 

2019/2020CROP

アップランド

成約:218,400(ベトナム 89,800 / パキスタン 68,400 / トルコ 19,000)

キャンセル:▲66,400(パキスタン ▲44,000 / インド ▲19,400 / ベトナム ▲1,500)

船積:211,400(パキスタン 58,900 / ベトナム 54,000 / 中国 34,000)

 

ピマ

成約:5,200(パキスタン 1,700 / インド 1,600 / ベトナム 900)

キャンセル:なし

船積:5,400(ペルー 2,000 / インド 1,800 / トルコ 1,300)

 

2020/2021CROP

アップランド

成約:5,500(トルコ 4,400 / ベトナム 1,100

ピマ

成約:なし

 

END.