東洋棉花株式会社 NY定期綿花相場: 4月 2025

2025年4月9日水曜日

NY FUTURES APRIL 8,2025

ICE No. 2 Cotton

April 8, 2025

Open High Low Settle Change

May '25 65.95 66.26 64.74 65.55 -44

July '25 66.82 66.91 65.50 66.33 -56

Oct '25 68.19 68.65 68.02 68.02 -67

Dec '25 68.15 68.23 67.10 67.75 -48

Mar '26 69.11 69.35 68.30 68.85 -52

May '26 69.84 70.08 69.16 69.71 -51

July '26 70.19 70.40 69.72 70.20 -57

Oct '26 - - - 68.82 -60

Dec '26 68.25 68.45 68.05 68.20 -38

Mar '27 - - - 69.23 -38

ICE estimated futures volume: 112,600

5月限は寄り付きから弱気に推移し、米国時間の未明に反発するが値を下げて引けた。最終的には前日比44ポイント安の65.55/LBで引けた。推定出来高は112,600枚。

【相場要因】

5月限は、一日を通して上値の重い展開、その結果値を下げて引けた。前日に引き続き、大手投機筋らによるポジション限月の乗り換えが行われている。そのため、出来高は3営業日連続で10万枚を超えており本日も堅調な数字が記録された。市場では、トランプ政権による関税措置により、相場の価格動向における先行き不透明感が相変わらず漂っている状況。明日には、中国に対して104%もの関税を課す予定であり、市場では注目が集まっている。バングラデシュでは、米国産の綿花やその他の農産物の輸入を増加させる意向を示しており、繊維や製造業に依存する他の国々でも同様。これは、今後の綿花相場の強気材料として働くだろうと一部のアナリストから予想されている。

END

2025年4月8日火曜日

NY FUTURES APRIL 7, 2025

ICE No. 2 Cotton

April 7, 2025

Open High Low Settle Change

May '25 62.22 66.15 61.81 65.99 +263

July '25 63.80 66.99 63.06 66.89 +233

Oct '25 65.35 68.69 65.35 68.69 +228

Dec '25 65.30 68.31 65.04 68.23 +207

Mar '26 66.31 69.37 66.30 69.37 +198

May '26 67.25 70.46 67.25 70.22 +193

July '26 67.88 70.77 67.86 70.77 +179

Oct '26 - - - 69.42 +147

Dec '26 66.10 68.58 66.10 68.58 +93

Mar '27 68.02 69.61 68.02 69.61 +98

ICE estimated futures volume: 145,200

5月限は寄り付きから弱気に推移したが、引けにかけて値を上げた。最終的には前日比263ポイント高の65.99/LBで引けた。推定出来高は145,200枚。

【相場要因】

綿花相場は、連日の下げから反発して値を上げて引けた。背景としては、投機筋によるショートカバーの動きやショートポジションの清算が強気の展開に影響を与えたとみられる。出来高は、前日よりも減っているものの堅調であり、大手投機筋らによるポジションの乗り換えが牽引し過去2番目の取引量を記録している。5月限は、一日を通して広いレンジ内で取引が行われており、これはトランプ政権の関税措置における方向感の不安定さに同調した動きがあったとみられる。今週は、米国時間の木曜日に4月の農業需給報告書の発表が控えており、綿花相場の動向に注目が集まる。

END

2025年4月7日月曜日

NY FUTURES APRIL 4,2025

ICE No. 2 Cotton

April 4, 2025

Open High Low Settle Change

May '25 64.60 64.66 60.80 63.36 -144

July '25 65..62 65.78 62.05 64.56 -115

Oct '25 67.59 67.59 64.70 66.41 -120

Dec '25 67.45 67.85 64.24 66.16 -139

Mar '26 68.80 69.01 65.56 67.39 -135

May '26 69.48 69.57 66.64 68.29 -119

July '26 69..94 69.96 67.33 68.98 -94

Oct '26 67.44 67.95 67.44 67.95 -59

Dec '26 68.06 68.06 66.20 67.65 -44

Mar '27 68.25 68.63 68.25 68.63 -43

ICE estimated futures volume: 169,000

5月限は寄り付きから弱気の展開、米国時間の取引終盤にかけてわずかに反発したが値を下げてひけた。最終的には前日比144ポイント安の63.36/LBで引けた。推定出来高は169,000枚。

【相場要因】

5月限は、前日のリミットダウンに続いて下げてひけた。週間比では5%以上の下落を記録しており、広いレンジ内で取引が行われた。出来高は、過去1番の取引量を記録した。トランプ政権の関税措置による世界経済の先行き不透明感により、金融市場への急落が引き起こされた。これは、安全資産への流入を促し、綿花市場からも資金が引き出された可能性がある。また、大手投機筋らの5月限の手仕舞いが加わり、出来高は膨らんだとみられる。市場では、60.00/LB付近に強い支持線があるとされており、今後はショートポジションによる利益確定の買いがみられるだろうと一部のアナリストでは予想されている。

END

2025年4月4日金曜日

NY FUTURES APRIL 3,2025

ICE No. 2 Cotton

April 3, 2025

Open High Low Settle Change

May '25 66.06 66.19 64.80 64.80 -300

July '25 67.03 67.21 65.71 65.71 -300

Oct '25 67.53 67.84 67.40 67.61 -276

Dec '25 69.00 69.00 67.39 67.55 -284

Mar '26 70.67 70.67 68.57 68.74 -283

May '26 70.92 71.02 69.27 69.48 -279

July '26 71.26 71.40 69.75 69.92 -263

Oct '26 - - - 68.54 -227

Dec '26 69.24 69.28 67.53 68.09 -153

Mar '27 68.95 69.06 68.95 69.06 -147

ICE estimated futures volume: 81,800

5月限は寄り付きから一日を通して弱気ムードでリミットダウンをつけた。最終的には前日比300ポイント安の64.80/LBで引けた。推定出来高は81,800枚。

【相場要因】

トランプ政権の関税措置についての発表を背景に、商品相場全体に大きな売り圧力がかかり綿花も値を下げてひけた。発表については、中国からの輸入品に対して追加で34％の関税が課されるとのこと。これでトランプ氏が選挙戦で公言していた60％に近づくことになる。アジアでは特に、カンボジアとベトナムへの関税率が高く、それぞれ49%と46%の関税が課される。5月限・7月限は、リミットダウンをつけたことで、明日の取引のリミットが4.00/LBに拡大されている。

米国農務省週間輸出成約報告では、成約数量及び輸出量共に堅調な数字が確認されている。中国向けのキャンセルが引き続き記録されている。後述詳細

【週間輸出成約報告】　

＜2024/2025 crop＞

正味成約数量

アップランド 129,100俵（ベトナム 88,600俵、トルコ21,700俵、パキスタン21,000俵）

ピマ8,500俵 (インド2,700俵、エジプト2,600)

正味船積数量

アップランド 393,800俵 (ベトナム 120,000俵、トルコ 76,700俵、パキスタン 63,600俵)

ピマ 14,400俵（インド4,900俵、ペルー2,800俵)

＜2025/2026 crop＞

正味成約数量

アップランド 40,600俵 (メキシコ 27,100俵、グアテマラ5,300俵)

ピマ 700俵 (エジプト700俵)

DJ U.S. Export Sales and Shipments: Upland, Pima Cotton - Apr 3

Thu Apr 03 08:34:33 2025 EDT

For the week ended Mar 27 in thousand running bales. Source: USDA.

The current marketing year for cotton begins Aug 1.

Totals may not add due to rounding.

(2024-2025) (2025-2026)

=====current marketing year===== ====next year====

Week's net Week's Season's Season's Week's net Season's

Change in Export Export Total Change in Total

Commits Shipments Shipments Commits Commits Commits

==upland==

ALGERIA 0.0 0 4.4 4.4 0 0

BANGLADESH 7.5 22.7 302.6 545.5 0 42.9

BELGIUM 0 0 0.2 0.4 0 0

CHINA -21.3 12.1 621.8 707.4 0 8.8

COLOMBIA 0 0.3 7.7 15.4 0 0

COSTA RICA 0.0 1.9 48.0 84.9 0 20.4

DJIBOUTI AFARS-ISSAS 0 0 4.9 5.0 0 0

ECUADOR 0.0 1.7 31.4 45.9 0 0.4

EGYPT 0 0 0.1 0.9 0 0

EL SALVADOR 0.0 5.3 124.4 199.5 0 71.7

GERMANY 0 0 0.9 2.2 0 0

GUATEMALA 3.2 9.4 142.5 266.4 5.3 67.8

HONDURAS 0.1 8.3 195.9 305.3 0 91.2

HONG KONG -1.8 0 0 7.5 0 0

INDIA -2.0 13.8 259.4 319.8 2.6 2.6

INDONESIA 4.5 13.8 172.6 259.1 0 70.4

ITALY 0.4 0 3.4 4.0 0 3.3

JAPAN 0.8 0.7 42.2 65.1 1.6 20.8

KOREA REPUBLIC -0.4 4.5 70.8 128.9 0 0

MALAYSIA 0.0 10.9 109.5 153.1 0 96.8

MEXICO -4.2 16.4 383.4 642.8 27.1 198.0

NICARAGUA -0.1 0.9 91.0 122.5 0 18.9

PAKISTAN 21.0 63.6 1373.1 2208.4 0 166.6

PERU 1.2 1.9 125.5 196.5 0 2.5

PORTUGAL 0 0 12.2 15.3 0 0

TAIWAN 2.5 5.0 46.7 58.0 0 0

THAILAND 7.6 4.1 117.5 229.6 0 12.3

TURKEY 21.7 76.7 620.9 1504.4 3.3 139.7

VENEZUELA 0.0 0 3.1 5.6 0 0

VIETNAM 88.6 120.0 1468.0 2334.3 0 14.1

TOTAL KNOWN 129.1 393.8 6383.8 10438.1 40.0 1049.2

TOTAL UNKNOWN 0 0 0 0 0 0

GRAND TOTAL 129.1 393.8 6383.8 10438.1 40.0 1049.2

==pima==

BAHRAIN 0 0 0.4 0.4 0 0

BANGLADESH 0.4 0.6 4.8 7.0 0 0

BRAZIL 0 0 0.9 0.9 0 0

CHINA 0 2.4 44.1 46.8 0 0

COLOMBIA 0 0.3 2.1 4.3 0 0

COSTA RICA 0 0 0.9 1.7 0 0

DJIBOUTI AFARS-ISSAS 0 0 0.9 0.9 0 0

EGYPT 2.6 0 3.1 10.8 0.7 0.7

ETHIOPIA 0 0 0 2.6 0 0

GERMANY 0 0 0.4 0.6 0 0

GUATEMALA 0 0 1.7 1.7 0 0

HONDURAS 0 0.2 0.2 0.3 0 0

HONG KONG 0 0 0 2.0 0 0

INDIA 2.7 4.9 111.6 151.8 0 0

INDONESIA 0.3 0 2.2 2.8 0 0

ITALY 0 0.1 2.6 6.4 0 1.0

JAPAN 0.2 0 2.4 3.2 0 0

KOREA REPUBLIC 0 0 1.2 1.2 0 0

MALAYSIA 0.2 0.1 0.6 0.7 0 0

MEXICO 0 0 0.2 0.3 0 0

NICARAGUA 0 0 0.1 0.1 0 0

PAKISTAN 1.7 0.7 21.8 27.9 0 0

PERU 0 2.8 36.0 45.6 0 0

SLOVENIA 0 0 0.2 0.4 0 0

SWITZERLAND 0 0 0 0.2 0 0

TAIWAN 0 0 0.4 0.4 0 0

THAILAND 0.4 0 7.0 9.5 0 0

TURKEY 0 0.2 6.2 7.2 0 0

VIETNAM 0 2.2 25.0 45.1 0 0

TOTAL KNOWN 8.5 14.4 276.8 382.8 0.7 1.7

TOTAL UNKNOWN 0 0 0 0 0 0

GRAND TOTAL 8.5 14.4 276.8 382.8 0.7 1.7

Write to Valena Henderson at csstat@dowjones.com

(END) Dow Jones Newswires

April 03, 2025 08:34 ET (12:34 GMT)

END

2025年4月3日木曜日

NY FUTURES APRIL 2,2025

ICE No. 2 Cotton

April 2, 2025

Open High Low Settle Change

May '25 68.01 68.58 67.66 67.80 -45

July '25 69.00 69.36 68.56 68.71 -47

Oct '25 - - - 70.37 -47

Dec '25 70.61 70.93 70.28 70.39 -42

Mar '26 71.85 71.99 71.43 71.57 -37

May '26 72.47 72.60 72.16 72.27 -36

July '26 72.63 72.68 72.42 72.55 -31

Oct '26 - - - 70.81 -18

Dec '26 69.77 69.99 69.42 69.62 -14

Mar '27 - - - 70.53 　　　-14

ICE estimated futures volume: 72,800

5月限は寄り付きからじりじりと強気に推移したが、そこから米国時間の取引終盤にかけて値を下げる展開となった。最終的には前日比45ポイント安の67.80/LBで引けた。推定出来高は72,800枚。

【相場要因】

5月限は、生産者による売り圧力や大手投機筋の乗り換えを背景に上値が重い展開となった。出来高は、前日に引き続き堅調であり市場では、米国の関税措置の発表を前に商品相場全体で取引が行われた。関税措置については、すべての外国製自動車に対する25%の相互関税が再確認され、すでに米国製品に対して課されている関税に対して、輸入国側の関税軽減を課すことについて発表される予定もある。今日のトランプ大統領の発表を受けて綿花相場の動向にも注目が集まる。技術的には、5月限の次の上値ターゲットは70.00/LBとしており、下値では65.00/LBを支持線としている。

END

2025年4月2日水曜日

NY FUTURES APRIL 1,2025

ICE No. 2 Cotton

April 1, 2025

Open High Low Settle Change

May '25 66.83 68.32 66.40 68.25 +142

July '25 67.99 69.22 67.60 69.18 +119

Oct '25 70.25 70.84 70.25 70.84 +100

Dec '25 69.94 70.89 69.58 70.81 +89

Mar '26 70.87 71.98 70.70 71.94 +89

May '26 71.50 72.65 71.46 72.63 +91

July '26 71.85 72.88 71.85 72.86 +76

Oct '26 - - - 70.99 　 +55

Dec '26 69.20 69.77 69.20 69.76 +42

Mar '27 - - - 70.67 　 +42

ICE estimated futures volume: 77,900

5月限は寄り付きから安値をつけると、そこから米国時間の引けにかけて強気な展開となった。最終的には前日比142ポイント高の68.25/LBで引けた。推定出来高は77,900枚。

【相場要因】

5月限は、前日に発表された米綿の植付予想面積の結果を受けて強気な展開となり、2月18日以来の高値をつけた。市場では関税措置の発表に注目が高まっており、投機筋らは積み上げたショートポジションの手仕舞いを進めている様子。出来高は堅調で、5月限では過去3番目に多い取引量を記録した。関税措置についての発表は、米国4月2日に行われる予定であり、殆どの市場に対して一律20%の関税が適用される可能性があると一部では予想されているが、詳細については不明点が残る。技術的には5月限の次の上値ターゲットは69.25/LB との声がある。

END

2025年4月1日火曜日

NY FUTURES MARCH 31,2025

ICE No. 2 Cotton

MARCH 31,2025

Open High Low Settle Change

May '25 66.80 66.97 65.99 66.83 -7

July '25 68.01 68.12 67.34 67.99 -11

Oct '25 - - - 69.84 -11

Dec '25 70.00 70.02 69.33 69.92 -17

Mar '26 71.10 71.15 70.53 71.05 -18

May '26 71.43 71.78 71.27 71.72 -15

July '26 71.84 72.14 71.69 72.10 -13

Oct '26 70.09 70.44 70.09 70.44 +22

Dec '26 68.80 69.37 68.80 69.34 +18

Mar '27 - - - 70.25 +18

ICE estimated futures volume: 56,900

5月限は小安く寄り付き、作付予想面積が発表されると引けの手前で高値を記録した。最終的には前日比7ポイント安の66.83/LBで引けた。推定出来高は56,900枚。

【相場要因】

弱気基調が続いた綿花相場は、注目されていた2025/2026 CROPの米綿作付予想面積が発表されるも影響は限定的で若干下げてひけた。米国全体の綿花作付予想面積は987万エーカーとなり、前年比で12%減となっている。これは、2015年の860万エーカーに次いで少ない作付面積となる。アップランド綿の作付面積が前年比12%減の971万エーカーと予想され、US ピマ綿の作付面積は前年比24%減の17万エーカーと予想されている。また、テキサス州における干ばつの状況が2023年時と酷似していることから、近年と比較しても低調な収穫量になると一部で予想されている。

南テキサスの一部の畑では、先週末の豪雨の影響により現在も冠水が続いている様子。この豪雨は、地下水の供給量を改善する助けとなったものの、1フィート以上の降水量を観測した畑の作物では、品質におけるダメージが懸念される。今後は晴れて暖かく、風が強い天候が望まれている。これにより冠水が引き、湿った土壌が固まることで生育環境の改善に繋がると期待されている。

END

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