2023年11月15日水曜日

NY FUTURES NOVEMBER 14,2023

      ICE No. 2 Cotton

             Open  High  Low   Settle Change

Dec '23     77.48 79.88 77.31 78.68 +120

Mar '24     79.49 81.92 79.31 81.15 +168

May '24     80.35 82.55 80.35 81.88 +147

July '24    81.09 83.09 81.09 82.46 +132

Oct '24     79.50 79.59 79.50 79.59 +38

Dec '24     77.28 78.61 77.28 78.24 +88

Mar '25     -     -     -     78.79 +82

May '25     -     -     -     78.89 +82

July '25    -     -     -     78.99 +82

Oct '25     -     -     -     77.89 +72

ICE estimated futures volume: 68,600  

 

12月限は寄り付から徐々に値を上げて、アジア時間から米国時間の朝にかけて上伸した。80セントの上値が重く最終的には下げて引けた。

結果、前日比120ポイント高の78.68/lbで引けた。3月限も同様の推移をみせて前日比168ポイント高の81.15で引けた。推定出来高は68,600枚。

 

【相場動向要因】

綿花相場は強気に推移した。直近の下げ相場から反転して値ごろ感を試している。

出来高は依然堅調に推移しており、直近の1週間の平均出来高は歴代でも多い数字になっている。

本日は約6割が乗換を意識した取引とのことで12月限の第一回受渡通知日迄残り6セッションとなった。

 

米国のCPIが予想を下回ったこと(10月のCPI3.2%)で$売りが優勢となった。株式市場も上向きに反応し綿花相場も追随したと考えられる。

FRB議長の発言では追加利上げの余地が残されていたものの、市場には利上げ終了の予想が広がっている。

 

本日、中国政府は国家備蓄在庫のオークションを終了させた。本日出されたオファーはすべて買いがついたようだが、紡績筋からの新規注文は鈍いとのこと。

直近の中国向けの成約は国家備蓄在庫用とみられている。

 

米国現地明日15日は、PPIの発表と米中首脳会談が予定されている。

 

END.