2018年7月2日月曜日

NY FUTURES JUNE 29,2018

ICE COTTON FUTURES

June 29, 2018

       Open  High  Low   Close Change

Jul 18 85.41 86.03 85.06 85.38 + .45

Oct 18 84.91 87.09 84.69 85.17 + .60

Dec 18 83.96 85.86 83.35 83.92 + .37

Mar 19 83.40 85.36 83.07 83.66 + .51

May 19 83.42 85.25 83.16 83.72 + .52

Jul 19 83.57 85.00 83.41 83.84 + .53

Oct 19   -     -     -   79.13 + .18

Dec 19 77.80 78.13 76.96 77.24 - .22

Mar 20 77.25 77.25 77.25 77.10 - .18

May 20   -     -     -   76.57 - .18

ICE estimated futures volume:26,600

 

 

NY定期12月限は、寄付きから動意薄で推移したが、米国農務省2018年産綿作付反別予想が発表されると一時値を上げ、本日の高値85.86¢/LBを付けた。しかし、その後値を戻し、最終的に前日比37ポイント高の83.92/LBで引けた。出来高は、26,600枚。12月限は、週間で138ポイント下げている。また、月間でみると、12月限は、772ポイント値を下げている。

本日の米国農務省2018年産綿作付反別予想では、全体で、約1,350万エーカーで、昨年から約100万エーカーの増加となった。アップランドは、約1,330万エーカーで、ピマは、約24万エーカーと報告されている。3月の2018年産綿作付予備調査の数値と比較すると、わずかに上方修正となっている。発表前の市場参加者の予想の平均値は、約1,370万エーカーであり、一部では、1,400万エーカーと予想する声もあったことから、今回は、予想に反して微増となったようだ。

また、米国農務省2018年産綿作付反別予想が、3月の報告から微増に留まったのに対して、現地612日の米国農務省月間需給報告で期末在庫が下方修正されたことや、テキサス州において深刻な土壌乾燥が観測されていることによる放棄率に対する懸念などから、今季の収穫量を悲観的にみる意見もある。

しかしながら、本日のNY定期相場は、これらの強気材料となる条件に対してそれほど反応を見せなかったようだ。

現地74日は、米国の祝日のため、定期相場は休場となる。

 

END.